間接疑問文の作り方と、その応用 英語文法解説 中級編 part 50

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
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第50回:間接疑問文の作り方の確認と活用法について

間接疑問文を間接話法と一緒に使うとどうなるか。
ということも、合わせて解説します。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

間接疑問文の作り方のまとめ画像

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Q. そもそも、どうやって間接疑問文を作るの?

A. 「Do/助動詞で始まる疑問文など + 疑問詞 + 主語 + 動詞」
の語順を作ります。

疑問詞の後の語順が、「主語 + 動詞」になっていることに気をつけましょう。

間接話法の文で、間接疑問文を使うと…

  • (直接話法):The police officer said to us “Where are you going?”.
    (警察は私達に、「どこへ行くの?」と言った。)
  • (間接話法):The police officer asked us where we were going.
    (警察は私達に、どこへ向かうのか訪ねた。)

上記の例では、疑問詞「where」以下が間接疑問文になります。
間接話法においては、間接疑問文の中の主語や動詞が変わっている
(you → we)・(are → were)ことや、「疑問詞 + 主語 + 動詞」の語順
しなければいけないことにも、注意が必要です。

例文と合わせて確認してみましょう。

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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • I wonder how old she is.
    (彼女は何歳なのだろうかと思う。)
  • Could you tell me where the station is
    (駅はどこにあるのか教えてくれませんか?)
  • I don’t know where he has gone.
    (彼がどこに行ったのか分かりません。)
  • She asked me where I had been.
    (彼女は私がどこにいたのか尋ねた。)
  • He asked me what I was doing.
    (彼は私が何をしているのか尋ねた。)
  • She asked whether I had a driving licence.
    (彼女は、私が免許証を持っているか尋ねた。)

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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる間接疑問文の使い方

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補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

Do you want to have a good partner ?
(良いパートナーが欲しいと思う?)

Yes, of course. I’d like to share many experiences with a good partner.
(もちろん。パートナーと色々な経験を共有したいと思ってる。)

Actually, one of my friends asked me if I knew someone who
might become her best partner.
(実は、友達の一人が、誰か良い人いないかどうか聞いてきたんだよね。)

Oh, really? Please let me know who that person is.
(本当に?その人が誰か教えてもらってもいい?)

Her name is Becky. I think you’ve met her once at a party.
(ベッキーって言うんだけどね。パーティーで一回会ってると思う。)

Well, you might not know about this, but she was my ex-girlfriend…
(これは知らないと思うんだけど、彼女は自分の元カノだったんだ…)

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Q. この記事の要点は?

A. 間接疑問文の使い方を確認しました

直接話法から、間接話法に書き換える際には、
主語や、動詞の時制を変える必要があるので、注意しましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
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次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

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