第56回:不定詞と動名詞の使い分け
動詞によって、目的語を不定詞にしたり、動名詞にしたり…
その使い分けについて、確認します。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 動詞の目的語に、動名詞なのか不定詞なのか、
見分ける基準は?
A. 動詞の意味に、
「これから」の意味合いを含めることが出来れば、不定詞。
「もう」の意味合いを含めることが出来れば、動名詞
どういうことか、詳しく内容を確認してみましょう。
不定詞が、動詞の目的語になるもの
- afford / fail / offer / agree / forget / plan / arrange
- hope / promise / decide / learn / refuse / deserve
- manage / threaten
上記の、すべての動詞に対して、「これから」の意味合いを含めることが
出来ると思います。(ex.「これから〇〇することを望む」など。)
動名詞が、動詞の目的語になるもの
- admit / fancy / postpone / avoid / finish / risk / consider
- imagine / stop / deny / keep (on) / suggest / enjoy / mind
これらの動詞に関しては、全て、「もう」の意味合いを含める事ができます。
(ex.「もう〇〇することを終えた」など。)
目的語に、不定詞を続けるか、動名詞を続けるかで、
意味が変わるもの
- remember
remember + -ing:(もう)〇〇したことを覚えている
remember + to + 動詞の原形:(これから)〇〇することを覚えている - regret
regret + -ing:(もう)〇〇したことを後悔している
regret + to + 動詞の原形:(これから)〇〇することを残念に思う - go on
go on + -ing:(今までと)同じことを続ける
go on + to + 動詞の原形:(新しいことに)切り替える
他にもありますが、基本的には、「これから」なのか、「もう」なのかの
意味合いの違いを意識すると、使い分けが出来るようになると思います。
※不定詞を続けても、動名詞を続けても、意味が変わらないもの
- begin / start / continue / intend / bother
例文も合わせて、意味などを確認してみましょう。
---
Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- I don’t enjoy driving very much.
(私は運転することをあまり楽しめない。) - She refused to answer any more questions.
(彼女は、これ以上の質問に答えることを拒否した。) - Has it stopped raining yet ?
(雨はもう止みましたか?) - Please remember to lock the door when you go out.
(出かける時に、ドアに鍵をかけるのを覚えていてね。) - I don’t remember lending you any money.
(あなたからお金を借りたことを覚えていない。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I’m planning to make a cake, but I don’t have any ingredients.
(ケーキを作ろうと思っているんだけど、材料が無いの。)
I’m about to go shopping. Shall I buy you things that you need ?
(買い物に行くところだから、必要なもの買ってこようか?)
Thanks ! Then, please buy these items, and don’t forget to buy sugar.
(ありがとう!じゃあ、これらの材料と、砂糖を買うのを忘れないでね!)
OK. I’ll buy them.
(分かった。これらを買ってくるんだね。)
I’m home. These are ingredients that you need.
(ただいま。必要な材料買ってきたよ。)
Thanks, but you might forget buying sugar.
(ありがとう。でも、砂糖を忘れてるかも。)
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Q. この記事の要点は?
A. 動詞の目的語に、
不定詞を続けるのか、動名詞を続けるのかを確認しました。
基本的には、意味として、
「これから」の意味合いを含めることが出来るのか、
「もう」の意味合いを含めることが出来るのか。
の違いになります。
時には、不定詞・動名詞のどちらを続けても意味が変わらないことがありますが、
意味が変わる場合には、「これから」なのか「もう」なのか。
どちらの意味を含めることが出来るのかを考えてみましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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次回の文法解説は?
動詞の目的語に、
不定詞・動名詞のどちらを続けるかで、意味が変わるもの②
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
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