第59回:「prefer」と「would rather」を使った時の文の形
「prefer」は、後ろに不定詞を続けるのか、動名詞を続けるのかで、
文の形が変わってきます。それぞれ確認してみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
[広告]
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
7日間の無料体験はこちらから!
Q. そもそも、「prefer」「would rather」を使った時の意味は何?
A. 「〇〇したい」や、「〇〇の方がいい」という意味です。
意味を踏まえた上で、文の作り方を確認してみましょう。
「prefer to」の後は、2通りある!
「prefer + to + 動詞の原形」・「prefer + 動詞ing」
「prefer」の場合、後ろに不定詞を続けても、動名詞を続けても、
一般的な「好み」を伝えることが出来ます。
ex) I prefer to live in the country. (= I prefer living in the country.)
(私は田舎に住むのが好きだ。)
もちろん、注意しないといけないことがあります。
「prefer」を使った時の文の形
- prefer 〇〇 to △△
:△△より〇〇の方がいい - prefer + 動詞ing 〇〇 to 動詞ing △△
:△△することより、〇〇することの方がいい - prefer to + 動詞の原形 〇〇 rather than (動詞の原形) △△
:△△するより、〇〇するほうがいい
このように、「prefer」の後に、不定詞を続けるのか、動名詞を続けるのかで、
文の作り方が変わってしまうので、それぞれ、形に気をつけておきましょう。
「would prefer」という表現もある
「would prefer」は、特定の状況において、「好み」を伝える言い方です。
ex) (カフェにて) Would you prefer tea or coffee?
(コーヒーにしますか?それとも紅茶にしますか?)
また、「would prefer」の後は、動名詞ではなく、「to + 動詞の原形」を続けます。
ex) I would prefer to stay at home tonight rather than go to the theater.
(今晩は、映画館に行くより、家にいたい。)
「would rather」という表現
「would rather」という表現を使った後は、動詞の原形を続けます。
意味としては、「would prefer to + 動詞の原形」と同じです。
ex) Would you rather have tea or coffee ?
(コーヒーにしますか?それとも紅茶にしますか?)
ex) I would rather stay at home tonight than go to the theater.
(映画館に行くより、家にいたい。)
「would rather」を使った時の否定文の形は、
「would rather not + 動詞の原形」になります。
「would rather + 人 + 動詞(過去形) + 〇〇」という形。
「would rather + 人 + 動詞(過去形) + 〇〇」の文の形を作ると、
「人に〇〇してもらいたい」という意味を表すことが出来ます。
動詞が過去形になっていることには、注意が必要です。
否定文の場合は、「would rather + 人 + didn’t + 動詞の原形 + 〇〇」
の形を作ります。
例文と合わせて、文の作り方を確認してみましょう。
---
Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- I prefer to drive rather than travel by train.
(電車で旅行するより、ドライブしたい。) - I would prefer to think about it for a while rather than decide now.
(今決めるよりも、そのことについてしばらく考えたい。) - I’d rather eat at home than go to a restaurant.
(レストランに行くより、家でご飯を食べたい。) - This is a private matter. I‘d rather you didn’t tell anybody else.
(これは個人的な問題だ。誰にも言わないで欲しい。)
[広告]
TOEICのスコアを上げたいけれど、
まとまった勉強時間が取れなくて困っている…
なら、細かいスキマの時間を使いながら、
少しずつスキルを積み重ねてみてはどうでしょう。
スマホ1つでスコアアップが出来る、
オンライン講座のリンクはこちらから。
Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
一つの学問に特化した英語の長文問題を読みながら、読解力と知識を身につけたいとは思いませんか?英検2級レベルの長文で、その学問の基礎知識を身につけることができる、そんなkindle本を作成しました!英語の勉強に、英語以上のアクセントを加えてみてはいかがでしょうか?
補足:イラストの日本語訳
I prefer to go shopping rather than read books like you.
(君みたく本を読むより、買い物に行きたいなぁ。)
I‘d rather you learned a lot and thought carefully.
(君はもっと勉強して思慮深くなったほうが良いと思う。)
I prefer going somewhere to stay home.
(家にいるよりどこかに出かけたいなぁ。)
I‘d rather do what I want to do at home.
I think it’s a waste of time to go outside.
(家で自分がしたいことをしたいなぁ。
外出するのは時間の無駄だと思う。)
I think you don’t use your money very often.
Why don’t you buy something ?
(君はあまりお金を使わないよね。
何か買ったらいいんじゃない?)
I‘d rather use my money for what I needed the most.
(自分が一番必要としているものにお金を使いたいかな。)
[広告]
ロゼッタストーン・ラーニングセンターで、最先端の教育制度を活用して英語を学びませんか?私たちは個々の学習ペースに合わせてeラーニングと対面教育を組み合わせ、柔軟な学習環境を提供しています。自宅でのeラーニングと対面教育のメリットを最大限に活かし、あなたの英語学習をサポートします。最新のテクノロジーと個別の指導が組み合わさった当センターで、自由な学習スタイルを体験してみませんか?英語学習を楽しく効果的に進めるための環境がここにあります。新たな一歩を踏み出して、新しい英語学習の旅に参加しましょう!
Q. この記事の要点は?
A. 「prefer」や「would rather」を使った
文の形を確認しました。
様々な文の形があるので、1つずつ、丁寧に、
「文の作り方」を理解し、使えるようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです!
次回の文法解説は?
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
[広告]
自分の英語力は向上させたいけれど、
なかなか勉強の習慣が身につかない…
英語の資格を取りたいけれど、
いつも途中で挫折してしまう…
ならばいっそのこと、
専属の講師に勉強の管理も任せて、
期間限定かつ、短期集中で、
トレーニングをしませんか?
資格取得に特化した英語塾のリンクは
こちらから。
コメント