第6回:過去進行形の意味と、その使い方を確認。
「過去進行形の意味とは?」
ということから、
「どういった場面で使われる?」
ということまで、丁寧に確認してみましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
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Q. 過去進行形は、どのような意味?
A. 「〜していた」ということを表します。
細かい内容の確認を進めていきましょう。
過去進行形とは…
- 「was/were + 動詞-ing」の形で表され、
過去のある時において、「〜していた」ということを表します。
過去のある時に、「行動はしていたけれど、
その行動が終わっていなかった」時に使う文法表現になります。
過去進行形と過去形の違い
- I was walking home.
(私は歩いて帰っていました。) - I walked home.
(私は歩いて帰りました。)
上記の例で、過去進行形は「歩いて帰っている途中」を表し、
過去形は「歩いて帰った」という過去の出来事を報告しています。
つまり、過去形では、自分がとって終えた行動を表し、
過去進行形では、自分がとっていた(けど終えていなかった)
行動を表します。
過去進行形の使い方とは…
過去進行形は、過去形と一緒に使われ、
「〇〇した時、△△していた」
の形を取ることが多いです。
- It was raining when I got up.
(私が起きた時、雨が降っていた。)
ただ、過去に起きた出来事を、出来事が起きた順番通りに描写する時には、
過去形しか使いません。
- When he arrived, I was having lunch.
(彼が到着した時、私は昼食を食べていた。) - When he arrived, we had lunch.
(彼が到着したその後で、私達は昼食を食べた。)
注意点
現在進行形と同じように、過去進行形においても、
進行形に出来ない動詞は、過去進行形ではなく、
過去形で使いましょう。
---
Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
The doorbell rang while I was reading a book.
(私が本を読んでいる最中に、インターホンが鳴った。)
She was waiting for me when I arrived.
(私が到着した時、彼女は私を待っていた。)
When I was young, I wanted to be a doctor.
(私が子供の頃、私は医者になりたかった。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
She took a picture of me while I wasn’t looking.
(自分が見ていない間に、彼女は私の写真を撮っていたんだ。)
What ? I’m not listening to you. What did you say ?
(え?ごめん聞いてなかった。なんて言ったの?)
She took a picture of me while I wasn’t looking.
Can you believe it ?
(自分が見ていないうちに、彼女は私の写真を撮っていたんだ。
ヤバくない?)
Well, is there any problem ?
(えっと、なんか問題あるの?)
I saw she had a lot of pictures of me.
It’s terrifying, isn’t it?
(彼女が、僕の写真をたくさん持っているのを見たんだ。
恐ろしくない?)
Seriously ?
(マジで?)
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Q. この記事の要点は?
A. 過去進行形の使い方について確認しました。
「〇〇していた」という感覚は日本語にもあるので、
イメージはしやすいと思います。
実際に使える表現にするために、
練習を繰り返し、スムーズに使えるようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
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次回の文法解説は?
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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