第61回:ある1つの単語があるか無いかで、意味が変わる熟語表現
今回、確認する表現は、
形が似すぎていて、区別がつくまで時間が掛かるかもしれません。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「慣れる」と「昔よく〇〇した」
それぞれ英語でどう表すの?
A. 「慣れる」→be(get) used to + 動詞ing
「昔よく〇〇した」→used to + 動詞の原形
それぞれの表現について、丁寧に確認を進めてみましょう。
「慣れる」を表す「be (get) used to + 動詞ing」
- be (get) used to + 動詞ing
:〇〇することに慣れる
この表現の「to」は、前置詞としての「to」になります。
なので、直後に「動詞」が続く時は、「-ing」を付ける必要があります。
「be used to」 と「get used to」の違い
- get used to + 動詞ing
:少しずつ慣れてきたところ - be used to + 動詞ing
:完全に慣れた
このように、「get」を使った場合、
完全には慣れきっていないことを表せます。
このニュアンスも合わせて理解しておきましょう。
「昔よく〇〇した」は「used to」
「昔よく〇〇した」ということを表す際には、
「be動詞」を使わずに、「used to」だけを使います。
「used to」の直後には、「動詞の原形」を使っていることに
注意しましょう。
例文も見ながら、表現やニュアンスを確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- He wasn’t used to working nights
and it took him a few months to get used to it.
Now, after a year, it’s OK for him. He is used to working nights.
(彼は夜働くことに慣れていなかった。慣れるまでに数ヶ月掛かった。
今となっては、もう大丈夫で、夜勤にも慣れたものだ。) - He had to get used to living in a smaller house.
(彼は、小さな家に住むことに慣れる必要があった。) - I bought some new shoes. They felt a bit strange at first
because I wasn’t used to them.
(私は新しい靴を買った。最初は慣れていなかったから、違和感があった。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
Have you ever skied before ?
(スキーしたことある?)
No, I haven’t. I’ve never skied in my life.
(無いよ。人生で一度もスキーはしたことない。)
If you practice little by little, you will get used to it.
(少しずつ練習したら、だんだん慣れてくると思うよ。)
Well, I wish I could get used to it.
(慣れることが出来るといいなぁ。)
Be careful. If you aren’t used to it enough, you’ll get hurt.
(気を付けて。完全に慣れてないと、怪我するよ。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「be (get) used to」と「used to」の違いを確認しました
「be動詞」の有無で、意味が変わってしまいます。
それぞれの熟語の使い分けに「慣れる」ようにしましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
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次回の文法解説は?
動詞によって異なる語順
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