「慣れる」と「昔よく〇〇した」を英語にすると… 英語文法解説 中級編 part 61

文法解説-中級編
この記事では、英語の学習塾で8年以上の指導経験がある筆者が、分かりやすく易しい英文法解説をしています。ケンブリッジ大学で出版された文法書シリーズを参考にしており、初級編・中級編・上級編のそれぞれを解説しています。簡単なイラストを交え、中学生から社会人まで、幅広い層に対応できる英語の文法学習を提供しています。筆者は生徒たちから「分かりやすい!」と評判であり、その指導経験を活かした文章が魅力です。ぜひ、英語の学習に役立ててみてください。
スポンサーリンク

第61回:ある1つの単語があるか無いかで、意味が変わる熟語表現

今回、確認する表現は、
形が似すぎていて、区別がつくまで時間が掛かるかもしれません。

Q. この記事で、一番大事なことって何?

A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。

いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。

「慣れる」と「昔よく〇〇した」を表す英語表現まとめ

[広告]
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
7日間の無料体験はこちらから!

Q. 「慣れる」と「昔よく〇〇した」
それぞれ英語でどう表すの?

A. 「慣れる」→be(get) used to + 動詞ing
「昔よく〇〇した」→used to + 動詞の原形

それぞれの表現について、丁寧に確認を進めてみましょう。

「慣れる」を表す「be (get) used to + 動詞ing」

  • be (get) used to + 動詞ing
    :〇〇することに慣れる

この表現の「to」は、前置詞としての「to」になります。
なので、直後に「動詞」が続く時は、「-ing」を付ける必要があります。

「be used to」 と「get used to」の違い
  • get used to + 動詞ing
    :少しずつ慣れてきたところ
  • be used to + 動詞ing
    :完全に慣れた

このように、「get」を使った場合、
完全には慣れきっていないことを表せます。
このニュアンスも合わせて理解しておきましょう。

「昔よく〇〇した」は「used to」

「昔よく〇〇した」ということを表す際には、
「be動詞」を使わずに、「used to」だけを使います。

「used to」の直後には、「動詞の原形」を使っていることに
注意しましょう。

例文も見ながら、表現やニュアンスを確認してみましょう。

---

 

Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?

A. 例文を何個か書いておきます。

  • He wasn’t used to working nights
    and it took him a few months to get used to it.
    Now, after a year, it’s OK for him. He is used to working nights.
    (彼は夜働くことに慣れていなかった。慣れるまでに数ヶ月掛かった。
    今となっては、もう大丈夫で、夜勤にも慣れたものだ。)
  • He had to get used to living in a smaller house.
    (彼は、小さな家に住むことに慣れる必要があった。)
  • I bought some new shoes. They felt a bit strange at first
    because I wasn’t used to them.
    (私は新しい靴を買った。最初は慣れていなかったから、違和感があった。)

[広告]
TOEICのスコアを上げたいけれど、
まとまった勉強時間が取れなくて困っている…
なら、細かいスキマの時間を使いながら、
少しずつスキルを積み重ねてみてはどうでしょう。
スマホ1つでスコアアップが出来る、
オンライン講座のリンクはこちらから。

Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?

A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。

イラストで分かる表現の使い方

[広告]
海外ドラマは、英語の勉強に最適!
お気に入りのドラマの字幕を見ながら、
楽しく会話表現の勉強をしてみてはどうでしょう?
動画配信サービスの無料お試し期間で、
ドラマを使った勉強法が自分に合っているか
試してみても良いと思います。

 

補足:イラストの日本語訳

※注)多少、意訳しております。

Have you ever skied before ?
(スキーしたことある?)

No, I haven’t. I’ve never skied in my life.
(無いよ。人生で一度もスキーはしたことない。)

If you practice little by little, you will get used to it.
(少しずつ練習したら、だんだん慣れてくると思うよ。)

Well, I wish I could get used to it.
(慣れることが出来るといいなぁ。)

Be careful. If you aren’t used to it enough, you’ll get hurt.
(気を付けて。完全に慣れてないと、怪我するよ。)

[広告]
ロゼッタストーン・ラーニングセンターで、最先端の教育制度を活用して英語を学びませんか?私たちは個々の学習ペースに合わせてeラーニングと対面教育を組み合わせ、柔軟な学習環境を提供しています。自宅でのeラーニングと対面教育のメリットを最大限に活かし、あなたの英語学習をサポートします。最新のテクノロジーと個別の指導が組み合わさった当センターで、自由な学習スタイルを体験してみませんか?英語学習を楽しく効果的に進めるための環境がここにあります。新たな一歩を踏み出して、新しい英語学習の旅に参加しましょう!

Q. この記事の要点は?

A. 「be (get) used to」と「used to」の違いを確認しました

「be動詞」の有無で、意味が変わってしまいます。
それぞれの熟語の使い分けに「慣れる」ようにしましょう。

文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです

次回の文法解説は?

この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。

[広告]
自分の英語力は向上させたい
けれど、
なかなか勉強の習慣が身につかない…
英語の資格を取りたい
けれど、
いつも途中で挫折してしまう…
ならばいっそのこと、
専属の講師に勉強の管理も任せて、
期間限定かつ、短期集中で、
トレーニングをしませんか?
資格取得に特化した英語塾のリンクは
こちらから。

関連記事一覧

 

他の文法解説記事を検索できます。

スポンサーリンク
ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました