第65回:「〇〇詞」の後に不定詞を続ける時の文の作り方
様々な「〇〇詞」の後に、不定詞(to + 動詞の原形)を続けられます。
文の作り方と意味を合わせて覚えておくと、使い勝手の良い表現です。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. どんな言葉の後に不定詞が続くの?
A. 形容詞です。
この時、「It」を主語にしたり、「of」も合わせて使われたりします。
それぞれ細かく内容を確認してみましょう。
「形容詞+不定詞」の形を作る時には…
- It 〜 (for + 人) to + 動詞の原形
:…することは(人にとって)〜だ。
この文の形を作ることが基本になります。
ex) Do you think it is safe (for us) to drink this water ?
(この水を飲むことは、(私達にとって)安全だと思いますか?)
この文の作り方をした時に、別の言い方として、
「it」の部分を言い換えて、
ex) Do you think this water is safe (for us) to drink ?
とすることも出来ます。
この文の形を作りやすい形容詞
- easy / nice / safe / cheap / exciting / interesting
- impossible / hard / good / dangerous / expensive
「形容詞+of + 人+to+動詞の原形」の形を作る形容詞
- nice / kind / considerate / inconsiderate / generous
- mean / careless / silly / stupid / unfair
など
これらのように、「人の性格や、性質、特徴」を表す形容詞が使われる時は、
「of+人」を続けます。
「自分が思ったこと」を伝える時も、不定詞を続けることが出来る。
- grad / sorry / pleased / relieved / surprised
- amazed / sad / disappointed
これらの単語と「to+動詞の原形」を合わせて使うことで、
「どんな気持ち・感情だったのか」を伝えることが出来ます。
他にもある!不定詞が続きやすい言葉。
- the first / the second / the third …
- the last / the next / the only …
- sure / certain / likely / bound
これらの単語の後にも、「to + 動詞の原形」を続けることが出来ます。
例文と合わせて、意味や文の形を確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- This machine is easy to use.
(この機会は使いやすい。) - Some words are impossible to translate.
(いくつかの言葉は、翻訳することが出来ない。) - It is a nice place to live in.
(ここは、住むには良い場所だ。) - It’s careless of you to make the same mistake again and again.
(何度も同じ間違いをするなんて、不注意にも程がある。) - I’m glad to hear that you’re keeping well.
(あなたが元気だと聞いて嬉しいです。) - She was the only student to pass the exam.
(彼女は試験に合格した唯一の生徒だ。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I think it’s impossible to understand each other completely.
(お互いのことを完全に理解することは不可能だと思う。)
That’s true, and I think it’s difficult to understand myself too.
(それはその通り。ついでに、
自分のことを理解することも難しいと思う。)
That’s right ! I’m surprised to know that
you also have the same idea as I have.
(ほんとにそう。自分と同じ考えを持っていることを知って、
今びっくりしてる。)
Then, how about this ?
Is it important to try to get to know each other ?
(じゃあ、これはどう?
お互いのことを理解しようとすることは大切だと思う?)
They are difficult to understand.
(彼らを理解することは難しい。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「形容詞+不定詞」の形を作る形容詞を確認しました。
「人にとって」という意味を付け加える時には、
「for + 人」を使う必要があるので、
文の作り方をしっかりと定着させることが大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
「to + 動詞の原形」なのか、「前置詞+動詞ing」なのか。
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
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イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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