第66回:「to + 動詞の原形」と「前置詞 + 動詞ing」のどちらを続けるか。
今回は、後に続ける言葉が異なると、
意味が変わってしまう単語を確認します。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 不定詞を続けるか、動名詞を続けるかで、
意味が変わる単語には、どんなものがある?
A. 今回は、afraid / interested / sorry の3つに注目します。
「afraid to + 動詞の原形」・「afraid of + 動詞ing」の違い
- afraid to + 動詞の原形
:危険、あるいは、結果が悪いことが考えられるので、やりたくない。
:何かを、するもしないも、自分で決められることに使う。 - afraid of + 動詞ing
:何か悪いことが起こりそうで、嫌な予感がする。
ex) I was afraid to go near the dog because I was afraid of being bitten.
(犬に噛まれそうだから、犬の近くに寄りたくない。)
「怖がっているのか」あるいは、「やりたくない」のか。
こういった違いがあります。
「interested to + 動詞の原形」・「interested in + 動詞ing」の違い
- interested to + 動詞の原形
:何かを知って、興味があることを伝える。 - interested in + 動詞ing
:何かをしようと考えている。
「〇〇してみたい」と思っている。
「interested」の場合は、
相手に対して、リアクションを取っているのか、
それとも、自分の意見を伝えているのか。という違いがあります。
「sorry to + 動詞の原形」・「sorry for(about) + 動詞ing」の違い
- sorry to + 動詞の原形
:何かが起こってしまったことに対して、後悔していることを伝える。
あるいは、「今」何かしてしまったことに対して、謝る。 - sorry for(about) + 動詞ing
:過去にしたことについて謝る。
「今のこと」なのか、「過去にしたこと」なのかの違いがあります。
意味合いがだいぶズレているかと思います。
それぞれの表現について、例文を確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- We are afraid of missing our train.
(電車に乗り遅れないか心配している。) - I was afraid to tell him about the news.
(彼に、その知らせを伝えるのは嫌だ。) - He is interested in starting his own business.
(彼は、自分でビジネスを立ち上げようと考えている。) - I was interested to hear that he left his job.
(彼が仕事を止めたことについて、もっと聞きたいと思った。) - I was sorry to hear that you didn’t get the job you applied for.
(応募した仕事に就けなかったことを聞いて、残念に思う。) - I’m sorry for shouting at you yesterday.
(昨日、怒鳴ってしまってごめん。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I’m interested in making a PC by myself.
(パソコンを自作しようと思っているんだよね。)
I’m interested to know about that.
Please let me know if it is completed.
(面白そうだね。完成したら教えて。)
Yes, of course, but I’m afraid of breaking an expensive part.
(もちろん。でも、高価な部品を壊してしまいそうで、嫌なんだよね。)
If you say such a thing, what you said might become reality.
(そんなことを言ったら、言ったことが現実になるかもよ。)
I broke the expensive part…
(高価な部品を壊してしまった…)
I’m so sorry to hear that.
(本当に残念だね。)
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Q. この記事の要点は?
A. 不定詞・動名詞のどちらを後ろに続けるかで、
意味が変わってしまう単語を確認しました。
意味の違いに気を付けて、
自然と使い分けることが出来るようにしたいですね!
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
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次回の文法解説は?
知覚動詞を使った表現。ん?知覚動詞って、何だ?
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
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イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
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