第67回:「(人)が…するのを見た」という文を英語にする。
知覚動詞って、何だっけ?
ということから、確認を進めていきます。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「知覚動詞」ってどんな単語?
A. see / hear / feel / notice / listen / smell / find など
「知覚動詞=人の感覚に関係する単語」です。
これらの単語を使った時の文の形などに注目してみましょう。
「知覚動詞+人+動詞の原形」
- 知覚動詞+人+動詞の原形
:(人)が…したのを〇〇した。
※「〇〇」の部分が知覚動詞の意味。
「…」の部分が動詞の原形の意味。
ex) I saw Tom get into his car.
(私はトムが車に乗り込むのを見た。)
上記の例文では、「行動の一部始終を見た」ことを表しています。
つまり、「車に乗る前から、鍵を開け、そして乗る」という行動の
すべてを目撃したことを言い表しています。
この文を、「トムは見られる」という受け身の形にすると、
ex’) Tom was seen to get into his car.
(トムは自分の車に乗るところを見られた。)
のように、「to」が必要になります。
「知覚動詞+人+動詞ing」
- 「知覚動詞+人+動詞ing」
:(人)が…しているのを〇〇した
※「〇〇」の部分が知覚動詞の意味。
「…」の部分が動詞の原形の意味。
ex) I saw Lucy waiting for a bus.
(私はルーシーがバスを待っているのを見た。)
上記の例文では、「バスを待っている最中」を見た、
つまり、「何かをしている最中」について述べたい時は、この文の形を作ります。
場合によっては、「知覚動詞+人+動詞の原形」でも、
「知覚動詞+人+動詞ing」の文を使っても、
意味に大きな違いがない場合があります。
様々な単語を使った例文を確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- We listened to the old man tell his story from beginning to end.
(私達は、老人の話を最初から最後まで聞いた。) - Can you hear a baby crying ?
(赤ちゃんが泣いているのが聞こえる?) - We watched two men run across the garden and
climb through an open window into the house.
(私達は、二人の男が庭を横切り開いている窓によじ登って
家に入っていく様子を見た。) - I found a cat sleeping on the kitchen table.
(私は猫がキッチンテーブルの上で寝ているのを見つけた。) - I saw Bill lock the door.
(私は、ビルがドアに鍵を掛けたのを見た。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I saw her eat some snacks after lunch.
(彼女がお昼ご飯の後にお菓子を食べたのを見たよ。)
Seriously ?
(ホントに?)
I saw her eating snacks 30 minutes ago.
(30分前にもお菓子を食べているのを見たよ。)
I can’t believe that.
(ありえない。)
I really don’t know why she doesn’t get weight.
(彼女がなんで太らないのかホントに分からない。)
So do I. I envy her.
(ホントにね。羨ましいよね。)
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Q. この記事の要点は?
A. 知覚動詞を使った表現について確認しました。
語順と表現をよく確認しておくことが大切です。
「どんな行動だったのかを、後ろから説明する。」
というイメージを持っておくと、理解が早いと思います。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
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次回の文法解説は?
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