第74回:「the」を付けた時と、付けない時の意味の違い
「the」という冠詞の有無で、
意味が変わってしまう単語もあります。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
[広告]
確かな英語力は、日々の継続から。
その継続を後押しする、第二言語習得理論に基づいた
オンライン英語学習プログラムがあります。
英語を使う人のための、確実なスキルアップが望める
7日間の無料体験はこちらから!
Q. どんな単語が「the」の有無で意味が変わるの?
A. school / prison / hospital / university / college / church です。
今回は、これらの単語に注目して、
「the」がある時と、無い時の意味の違いを見てみます。
「the」が無い時の意味
- school:生徒として通う学校。特定の学校を想定している訳ではない。
ex) She goes to school everyday.
(彼女は毎日学校に通っている。) - prison:受刑者として収容されている刑務所
ex) His brother is in prison for robbery.
(彼の兄弟は強盗の罪で刑務所にいる。) - hospital:患者として通院している病院(イギリス英語の使い方)
ex) He was taken to hospital.
(彼は病院に搬送された。) - university / college:学生として通学している大学
ex) When I leave school, I plan to go to university.
(高校を卒業したら、大学に通う予定だ。) - church:礼拝をするために通う教会
ex) Her father goes to church every Sunday.
(彼女の父親は毎週日曜日に教会に行く。)
「the」が無い場合は、一個人として「その施設に関わる」ことを表し、
ある特定の場所を表す訳ではありません。
「the」がある時の意味
- the school:特定の学校
ex) She has gone to the school to see her daughter’s teacher.
(彼女は娘の担任の先生に会うために、(娘が通う)学校に行った。) - the prison:面会者として行く、特定の刑務所
ex) He went to the prison to visit his brother.
(彼は、兄弟に会うために(兄弟がいる)刑務所に行った。) - the hospital:患者としてではなく、お見舞いに行く特定の病院
(アメリカ英語は、どちらの意味でも「the」を付ける。)
ex) She has gone to the hospital to visit Joe.
(彼女は、ジョーのお見舞いをするために、(ジョーがいる)病院に行った。) - the university / college:訪問者として行く、特定の大学。(学生ではない。)
ex) I went to the university to meet Professor Thomas.
(私はトーマス教授に会うために、(教授がいる)大学に行った。) - the church:建物としての教会(礼拝をしに行く訳ではない。)
ex) Some workmen went to the church to repair the roof.
(何人かの作業員は、屋根を直すために教会へ向かった。)
「the」を使わない表現
- go to bed / (be) in bed
- go to work / (be) at work / start work / finish work
- go home / come home / arrive home / get home / (be) at home
これらの表現に関しては、「the」を使いません。
気をつけておくことが大切です。
---
[広告]
TOEICのスコアを上げたいけれど、
まとまった勉強時間が取れなくて困っている…
なら、細かいスキマの時間を使いながら、
少しずつスキルを積み重ねてみてはどうでしょう。
スマホ1つでスコアアップが出来る、
オンライン講座のリンクはこちらから。
Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
[広告]
海外ドラマは、英語の勉強に最適!
お気に入りのドラマの字幕を見ながら、
楽しく会話表現の勉強をしてみてはどうでしょう?
動画配信サービスの無料お試し期間で、
ドラマを使った勉強法が自分に合っているか
試してみても良いと思います。
補足:イラストの日本語訳
It’s been a long time. How are you ?
(久しぶりだね。最近どう?)
I go to work, and come home. I’ve been doing the same thing everyday.
(仕事行って帰って…毎日同じこと繰り返してる。)
I think you should take some holidays.
(休みでも取った方が良いと思うよ。)
I think so. If I have enough time, I want to go to the sea and
spend a few days there.
(そう思う。時間があったら海に行って、数日そこで過ごしたい。)
That’s a great idea. You should do it. You should go somewhere.
(良いね。実行すべきだよ。どこかに行くべき。)
But, I have no money. That’s the problem.
(でもお金が無いんだ。それが問題なんだ。)
[広告]
ロゼッタストーン・ラーニングセンターで、最先端の教育制度を活用して英語を学びませんか?私たちは個々の学習ペースに合わせてeラーニングと対面教育を組み合わせ、柔軟な学習環境を提供しています。自宅でのeラーニングと対面教育のメリットを最大限に活かし、あなたの英語学習をサポートします。最新のテクノロジーと個別の指導が組み合わさった当センターで、自由な学習スタイルを体験してみませんか?英語学習を楽しく効果的に進めるための環境がここにあります。新たな一歩を踏み出して、新しい英語学習の旅に参加しましょう!
Q. この記事の要点は?
A. 「the」の有無で変わる単語の意味を確認しました
細かい事柄ですが、意味はだいぶ異なるので、
「the」という冠詞の使い方にも気を配ることが大切です。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
参考書も、自分に合った物を選ぶことが大切ですが、
英会話に割く時間がない方は、
この参考書で、一人でも英会話の練習が出来るはずです!
次回の文法解説は?
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
[広告]
自分の英語力は向上させたいけれど、
なかなか勉強の習慣が身につかない…
英語の資格を取りたいけれど、
いつも途中で挫折してしまう…
ならばいっそのこと、
専属の講師に勉強の管理も任せて、
期間限定かつ、短期集中で、
トレーニングをしませんか?
資格取得に特化した英語塾のリンクは
こちらから。
コメント