第79回:単数扱いの名詞と、複数扱いの名詞の違い
単数・複数の違いも細かい違いの1つだと思いますが、
この違いについても、はっきり区別しておきましょう。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. そもそも、単数形・複数形って何?
A. 1つのもの=単数形、2つ以上のもの=複数形。
複数のものは、複数あることを「s」を付けて表します。
今回確認するのは、
1つのものに見えて、実は、複数扱いだったり、
2つ以上のものに見えて、実は、単数扱いだったりする名詞です。
複数扱いの名詞
- 1つのものでも、2つの部品などからなるもの。
(jeans / glasses / scissors など)
→これらは、「a pair of」という表現と一緒に使える。 - 人々の集まりであることを表す名詞。
(audience / committee / company / family / firm
government / staff / team など)
→これらの名詞は、「イギリス英語」では、複数扱いにされることもある。
注)「アメリカ英語」だと、単数扱い。
※「police」は完全に複数扱いです。
単数扱いの名詞
- 「-ics」で終わる単語(=科目名など)
(economics / electronics / politics / mathematics など) - 合計金額・期間・距離
(Fifty thousand pounds / three years / two miles など)
※「news」も単数扱いの名詞です。
単数扱いの名詞と、複数扱いの名詞の違いは、以上のようになります。
区別自体は、はっきりしているとは思いますが、
いざとなると、「どっちだっけ?」みたいな状態になってしまうこともあるでしょう。
例文を見ながら、単数・複数の区別が出来ているか確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- It’s a nice place to visit. The people are very friendly.
(ここは観光には良い場所だ。人々がとても優しい。) - Fortunately the news wasn’t as bad as we expected.
(幸運にも、そのニュースは、私達が予想したより悪いものではなかった。) - Most people enjoy music.
(多くの人は、音楽を楽しむ。) - I don’t like hot weather. Thirty degrees is too hot for me.
(私は暑いのが嫌いだ。30度は私にとっては暑すぎる。) - Ten pounds isn’t enough. I need more money than that.
(10ポンドでは足りない。私にはそれ以上のお金が必要だ。) - Four days isn’t enough for a good holiday.
(4日は、良い休日には少なすぎる。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I’m interested in business administration.
I want to learn more about it.
(自分は経営に興味があるんだよね。
もっと学びたいと思ってるんだ。)
Really? Why are you interested in business administration?
(ホントに?なんで経営に興味があるの?)
If you want this pair of jeans, for example, the company needs to make them.
If they want to make them, they shoulder some costs.
(例えば、もし、このジーンズを欲しいと思ったら、
企業が作らないといけないよね。もし、ジーンズを作ろうと思ったら、
企業は費用を負担するでしょ。)
…
Then, you need to calculate costs and benefits to earn money.
Isn’t it interesting ?
(そしたら、お金を稼ぐためには、利益と費用を計算する必要が
あるよね。それが面白いと思わない?)
I’m sorry I can’t understand.
(ごめん。よく分からない。)
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Q. この記事の要点は?
A. 単数扱いの名詞と、複数扱いの名詞の違いを確認しました。
国によって、区別が異なることもありますが、
大枠として、区別の仕方を理解しておくと、
実際に英語を使う時に迷うことは減ると思います。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
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この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
次回の文法解説は?
「名詞+名詞」等の、複合語について
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