第82回:再帰代名詞の基本
そもそも、「再帰代名詞」って、何?
ということから、確認したいと思います。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「再帰代名詞」って、何?
A. 1文の中で、その文の主語と同じ人であることを表す代名詞
のことです。
具体例と合わせながら、内容を確認してみましょう。
再帰代名詞を使う
- Bob introduced himself.
(ボブは自己紹介をした。) - Do you talk to yourself sometimes?
(あなたは、時々独り言を喋りますか?) - I repaired this bike myself.
(私は、この自転車を自分で直しました。)
このように、主語と目的語が、同一人物であることを表す時は、
再帰代名詞が活用されます。
また、「自分自身で」ということを表す時にも、再帰代名詞は使われます。
再帰代名詞を使わない時
- feel / relax / concentrate / meet / wash / dress
これらの単語が使われた後には、再帰代名詞は使いません。
それぞれの単語の意味を考えると、「誰が」という、
行動の主体がはっきりしていると思います。
「自分自身」などのように、わざわざ言い直す必要がない単語ということですね。
「彼ら自身」と「お互い」の違い
- themselves:彼ら自身
ex) Kate and Joe stood in front of the mirror and looked at themselves.
(ケイトとジョーは、鏡の前に立ち、彼ら自身の姿を見た。) - each other (one another):お互い
ex) They looked at each other.
(彼らはお互いのことを見た。)
これらの表現は、日本語に置き換えると、
意味の違いがはっきりしているので、
区別しやすいと思います。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- She really shouldn’t blame herself.
(彼女は、本当に、自身を非難すべきではない。) - Please try and understand how I feel. Put yourself in my position.
(私がどう思っているのか理解しようとして。私の状況を考えてみて。) - Sometimes I can’t say exactly what I mean.
I wish I could express myself better.
(時々、自分の意図を正確に言い表せない時がある。
もっと良く自分自身のことを表現できればなぁ。) - What I did was really bad. I’m ashamed of myself.
(自分が行ったことは、本当に良くなかった。自分自身が許せない。) - I tried to study, but I couldn’t concentrate.
(私は勉強をしようとしたけど、集中出来なかった。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
Have you heard that a famous actor killed himself?
(あの有名な俳優が自殺してしまったって、聞いた?)
What? Seriously? I couldn’t believe that!
(え、本当に?信じられない。)
Why did he do such a thing?
(なんでそんなことしたんだろう?)
I don’t know, but he might not be able to consult anyone.
(分からない。けど、誰にも相談出来なかったのかもね。)
I can’t understand that. Why didn’t he talk to anyone?
(それが良く理解出来ないんだよね。なんで誰にも話さないんだろう?)
You might be so lucky to have many friends to talk about.
(話せる相手がたくさんいるのは、運が良いのかもしれないよ。)
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Q. この記事の要点は?
A. 「〇〇self」=再帰代名詞について確認しました。
再帰代名詞を使うと、何を表せるのか、また、どんな表現が出来るのか。
使い方をよく見ながら、英語を使う時、実際に使えるようにしておきましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
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英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
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次回の文法解説は?
代名詞の細かい使い分け
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