第86回:否定表現の基本を確認する。
「no」と「none」「nothing」といった、
言葉の使い方を確認します。
Q. この記事で、一番大事なことって何?
A. 大事なことを、1枚の画像にまとめました。
いちいちノートにまとめるのが面倒だという方、また、
ノートにまとめることが苦手だという方は、ご活用ください。
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Q. 「no」と「none」の使い方の違いって何?
A. 「no」…「no + 名詞」
「none」…「none1語だけでも使える」
「no」と同じ意味の表現の作り方も含めて、
1つずつ確認してみましょう。
「no」と「none」を見比べる
- No:「no + 名詞」の形で使う
ex) There were no shops open.
(開いている店は1つも無かった。)
※「no + 名詞」は、文頭でも使える。
ex) No reason was given for the change of plan.
(計画の変更について、理由は教えられなかった。) - None:1語で使える
ex) All the tickets have been sold. There are none left.
(チケットは売り切れている。一枚も残っていない。)
※「none + of + 〇〇」の形で使うこともある。
ex) None of the shops were open.
(開いている店は1つも無かった。)
「nothing」など、「no + 〇〇」になっている言葉
- nothing / nobody / no-one / nowhere
これらの単語は、相手からの質問に答える際には、
1語だけで、答えになる便利な表現でもあります。
ex) Where are you going? → Nowhere. I’m staying home.
(どこかに行くの?→どこにも行かない。家にいる。) - 「be動詞」や「have」の後で活用することも出来ます。
ex) We had nothing to eat.
(食べ物が無かった。)
「nothing」等の表現は、以下のように言い換えることも出来ます。
- nothing → not anything
nobody → not anybody
ex) I said nothing.
→ I didn’t say anything.
(私は何も言わなかった。)
ex) She told nobody about her plans.
→ She didn’t tell anybody about her plans.
(彼女は、自身の計画について、何も言わなかった。)
※補足
- 「nobody / no-one」を代名詞で言い換える時は、
「they / them / their」を使う。 - 「any / anything / anybody」を
「どれでも/何でも/誰でも」の意味で使うこともある。
例文と合わせて、どんな意味として使われているかを確認してみましょう。
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Q. これらの表現を使うと、どんな文ができるの?
A. 例文を何個か書いておきます。
- There is nowhere to cross the river. There’s no bridge.
(川を渡る場所がどこにもない。橋が全然ない。) - I haven’t read any of the books you lent me.
(君が貸してくれた本を一冊も読んでない。) - The town is still the same as it was years ago. Nothing has changed.
(街は、数年前と同じだ。何も変わっていない。) - There was complete silence in the room. Nobody said anything.
(部屋は完全な静寂だった。誰も何も話さなかった。) - My job is very easy. Anybody could do it.
(私の仕事は簡単だ。誰でも出来る。) - The situation is uncertain. Anything could happen.
(状況は不確実だ。どんなことでも起こりうる。)
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Q. これらの表現は、どんな時に使えるの?
A. この表現が使える場面をイラストにしてみました。
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補足:イラストの日本語訳
I have no reason to study a lot.
(たくさん勉強する理由なんてなくない?)
Why not? Why do you think so?
(え?なんでそう思うの?)
Because I don’t know how to use most of my knowledge.
(だって、ほとんどの知識の使い方が分からないし。)
Why don’t you think about how to use them, then?
(じゃあ、使い方を考えてみたら?)
I did, but nobody told me “the answer”.
They only said “think and create your own idea”.
(考えたけど、誰も「答え」を教えてくれなかった。
皆、「よく考えて自分のアイデアを作りなさい」
としか言わなかった。)
It seems she has still been studying.
She should realize how important it is to think.
(彼女はまだ「勉強」をしているみたいだ。
考えることがどれだけ重要なのかに気づくべきなんだけど。)
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Q. この記事の要点は?
A. 否定語の活用の仕方を確認しました。
「no = not + any」という関係を理解して、
適切に文を作れるようにすることも大切です。
「any」が使われた時の意味にも注意しましょう。
文法は、スポーツで言うところのルールブックみたいなもの。
英語学習のゴールは、英語を使えるようにすること!
英語を使うとは、スポーツで言うと、試合に出るようなもの。
試合にでる、つまり、会話で活用できるようにするためには、
練習をしないといけません。
文法を自由自在に活用するために、
第二言語習得理論という学問の観点から作られた、
一人でもスピーキングの基礎練習ができる参考書があります。
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次回の文法解説は?
「much / many」「little / few」正しく使い分けられるようにしたい。
この記事を作る際に参考にした文法の解説書になります。
すべて英語で書かれていますが、練習問題が付いてます。
イギリス英語なので、スペル等の表記が異なる部分もありますが、
「使い方を練習したい」「繰り返し問題を解きたい」
という方は、使ってみても良いかもしれません。
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