ライティングの勉強を1人で行うことは難しい!
という時代は終わりました!
1人でも、ライティングの勉強を効率良く行うことが出来るので、
この記事では、英検対策と合わせながら、
効率の良い、ライティングの勉強法を紹介をします。
ライティングの勉強は、どうすればいい?
IELTSテストのライティング対策法や、
TOEFL ibt テストのライティング対策の記事でも触れましたが、
ライティングの勉強で、一番大切なことは、
文法の添削をしてもらうことと、
正しい表現を学ぶことになります。
つまり、英語の言い回しとして適切かどうかを、
確かめなければいけません。
そのために、ネイティブの先生方に見てもらわないと…
というのが、これまでの勉強方法。
手間と時間が掛かっていました。
これからは、書いたその場で、すぐに添削することが出来ます。
しかも、お金すらかかりません。無料です。
さらにこの方法、本当に手軽です。
一分もあれば、正しい表現に直されます。
さて、何を活用するのかというと、
最新のAIテクノロジーである、
『Chat GPT』
になります。
『Chat GPT』は、誰でも無料登録出来て、
簡単に使うことが出来る、AI技術を使った
チャットツールになります。
『Chat GPT』の使い方は、本当に簡単。
①「TRY CHAT GPT」ボタンをクリック。
② 始めて使う方は、「Sign up」をクリックしてアカウント作成。
③ google アカウントを持っていれば、それを選択。
④ 電話番号の入力をして、送られてくるSMS認証コードを入力すれば完了です。
『Chat GPT』を使う準備が整ったら、
どのように活用して、ライティングの勉強をするのかを
見てみましょう。
ちなみに、英検の文法問題対策は出来る?
さて、この『Chat GPT』なのですが、
IELTSや、TOEFL ibtのライティングに関しては、
かなりの精度で、問題も作成してくれました。
ということで、問題の形式上、
文法問題も作れるんじゃないかと思い、
『Chat GPT』に質問してみました。すると…
確かに、問題は出来た。
けど、難易度をよく見てみると、精度が低く、
準1級の指定をしたけれども、体感、2級くらいの感じ。
問題だけ生成されたり、解答と解説を書いてもらおうとすると、
時間帯にもよるのだと思いますが、途中で止まってしまうこともありました。
問題だけ生成された時は、その問題を打ち込んで、聞いてみれば
答えが返ってきますが、これは、手間が掛かって、ダメ。
文法問題に関しては、「Chat GPT」の活用は、
まだちょっと微妙そうですね。
英検のライティング問題は作れる?
さて、本題です。
英検のライティングの問題は、
「Chat GPT」で生成出来るのでしょうか?
実際に、生成してみた画像も合わせて、見てみましょう。
まさかの自己解決w
問題生成することも出来てはいますが、
その後に、AIによる模範解答まで付いています。
実際、これでも勉強になるといえばなる…のか?
いや、ライティングに関しては、実際に自分で書いてみないと、
正しい言葉の使い方と、自分の使い方のギャップを測れないので、
やはり、自分で書いてみないといけないですね。
英検に関しては、生成されたトピックでも良いとは思いますが、
過去問を活用するほうが、早いのかもしれません。
過去問に関しては、英検のホームページにも載ってますからね。
過去問でも、特に、ライティングに関しては、
活用の仕方が分からずに、放置。
そして、本番前になって、焦る。
みたいな感じになる人も多いようですし。
この際、「Chat GPT」を活用して、
ライティングの過去問を有効活用しましょう。
実際に、問題を解いて添削してもらう。
今回、ライティングの問題として、
2022年度第3回の過去問から、準1級のライティング問題を使ってみました。
問題は以下。
● Write an essay on the given TOPIC.
● Use TWO of the POINTS below to support your answer.
● Structure: introduction, main body, and conclusion
● Suggested length: 120 – 150 words
● Write your essay in the space provided on Side B of your answer sheet.
Any writing outside the space will not be graded.
TOPIC
Agree or disagree: The government should do more to promote
reusable products
POINTS
● Costs
● Effect on businesses
● Garbage
● Safety
ということで、実際に問題を解いてみました。
自分の解答の後に、
「1.文法や表現の間違いを直して下さい。」
「2.単語の数を数えて下さい。」
という文言を加えて、「Chat GPT」に聞いてみます。
以下、添削前の、作成した解答。
I agree with the statement that the government should do more to promote reusable products. In my point of view, the support form the government is needed because of following aspects, ‘effect on businesses’ and ‘garbage’. I will argue with these two aspects.
Firstly, we are now facing with many downsides of capitalism. The most important problem is global warming. If we are going to stop or delay the effect of global warming, we need to reduce the use of many resources, which requires us to recycle as many materials as possible. Imagine that some companies, which will not be able to use resources they are using. Without any help from the government, they might not be able to run their company, and eventually face to bankrupt.
Second, as I partly mentioned in the earlier paragraph, to solve global warming, we need to reduce the amount of garbage. However, our daily habits are hard to change. The same thing will happen in the way of consuming products and throwing them away. If the government will not give us some guidelines, our way of thinking toward recycling remains the same.
For these aspects, economical frameworks such as using reusable products should be promoted by the government in some respects.
「Chat GPT」から返ってきた答えは…
- 文法や表現の間違いを直して下さい。
I agree with the statement that the government should do more to promote reusable products. In my point of view, the support from the government is needed because of the following aspects: ‘effect on businesses’ and ‘garbage’. I will argue with these two aspects.
Firstly, we are now facing many downsides of capitalism. The most important problem is global warming. If we are going to stop or delay the effect of global warming, we need to reduce the use of many resources, which requires us to recycle as many materials as possible. Imagine that some companies will not be able to use resources they are currently using. Without any help from the government, they might not be able to run their company and eventually face bankruptcy.
Second, as I partly mentioned in the earlier paragraph, to solve global warming, we need to reduce the amount of garbage. However, our daily habits are hard to change. The same thing will happen in the way of consuming products and throwing them away. If the government does not give us some guidelines, our way of thinking towards recycling will remain the same.
For these aspects, economical frameworks such as using reusable products should be promoted by the government in some respects.
- 単語の数を数えて下さい。 単語数:129
ということで、
ちょくちょく、直されていましたね。
訂正が地味で、「Chat GPT」の凄さが伝わりにくいのが
なんとも言えないところですが…
単語数に関しては、意外と大雑把。
グーグルドキュメントで数えると、「208語」。
ズレが大きすぎる。
もう少し具体的に指示したほうが良さそうでしたね。
あるいは、単語数のカウントは、意外と難しいのかも。
単語数にはこだわらず、まずは、丁寧な英文を作ることを
心がけることが大切かもしれませんね。
とりあえず、ライティングの訂正の度合いから見ると、
この程度の訂正なら、準1級を受けてみても、
良い結果になりそうですね!
なんていう目安にはなりそう。
後は、文法問題と、リーディング、
場合によっては、スピーキング次第…
ひとまず、ライティングの対策に関しては、
この「Chat GPT」を活用すると、すぐに添削されて返ってくるので、
対策としては、かなり有効に活用出来るのではないでしょうか。
結論:添削時間が1分以内でありがたい。
「Chat GPT」は、アメリカのOpen AI社が提供しているサービスということもあり、
英検のような、日本の英語検定試験までは、カバーしきれていないようです。
問題生成に関しては、上手くいかない部分がありましたね。
一方、留学等に活用する「TOEFL ibt」や「IELTS」に関しては、
かなりの精度で、問題生成と添削をしてくれた感じがします。
ただ、英文の添削をしてもらう分には、申し分ない速さだと思います。
表現としての学びもあるので、十分英語学習に活用出来そうです。
アウトプットをすることが英語学習においては大切なのですが、
同時に、適切なフィードバックを受けることも大切になります。
もちろん、ネイティブの方からのアドバイスがあることが最適なのですが、
その機会、あるいは、環境が整っていない方にとっては、
この「Chat GPT」は、かなり活用できるツールになると思います。
「英検のライティング対策をどうしよう…」
と思っている方だけでなく、英語学習として、
「ライティングの対策をどうすれば良いのか分からない…」
という方も、「Chat GPT」を使ってみて下さい。
きっと、添削の速さに感動出来ると思います!
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