大学入試・英検・TOEIC・TOEFL・IELTs など。英語の試験は様々ありますが、どれも、読解問題は解かないといけませんよね… 文章量が多くて、全部読めない!なんてことも… 速く読めるようになるには、数多くの文章を読む必要がありますが、どうやって文章問題を用意すればいいか… 参考書にお金を掛けられない人にとっては大問題です。色々と悩みは尽きませんが、そんな悩みを解決するのが、Chat GPT です!
今回の記事では、Chat GPT を活用した英語長文問題の勉強法を大公開します!どのように Chat GPT を活用すれば良いのか、この記事を見れば全て分かります!ぜひ参考にしてみて下さい。
以下の記事のような長文問題を自分で作る事が出来ます!
Chat GPT で問題文を作る
まずは、Chat GPT を使って問題を作ってみましょう。
この時に大事なのは、条件の設定になります。誤情報が多いなんていう意見もありますが、それは、条件の設定を全くしていないからです。
正しく、かつ、細かく条件設定をすることで、かなり高い精度で良い解答が返ってくるので、自分が望む解答を出してくれるように、条件を細かく指定することが大切です。
例えば、こんな感じ。
I’d like to prepare for the TOEFL ibt reading section test. So, please make some passages for me. And, please follow the following conditions.
・quantity of the passage: 700~1500 words.
・content of the passage: academic topics they are the kind of material that might be found in an undergraduate university textbook
・topic: related to Physics
・5~8 paragraphs
どんなことを聞いているのか、日本語に直すと…
TOEFL ibt のリーディングテスト対策をしたいから、文章を作って。以下の条件に従ってください。
・文章量:700〜1500語
・文章の内容:学術内容。大学の学部生のテキストにあるようなやつ。
・トピック:物理学に関係するもの
・5〜8段落構成で。
この条件でChat GPT に解答してもらうと、こんな感じになりました!
まさかのダークマター!
ちなみに、同じ条件で再度生成してもらうと、また、違った文章が作成されます。
注意点としては、日本で行われている英語試験の名前、(英検とかTOEIC)を使ってしまうと、AI の学習量が少ないためか、精度が落ちてしまいます。
問題は生成されますが、難易度の調整が効きづらいので、細かすぎてもあまり良くないという感じがします。「中学生、あるいは、高校生が読めるように」という条件を加える方が、難易度は調整できるように思えます。
これらの画像のように、TOEFLという条件は外して、「英語のリーディングテスト」という条件も良いかもしれません。条件を加えることで、その条件に寄せてくれることが分かりますね!
問題を作るための質問方法まとめ
I’d like to prepare for the (テストの内容) test. So, please make some passages for me. And, please follow the following conditions.
↑テストの内容は、English reading でも可!
↑条件を守って!という指定は必須
・quantity of the passage: 700~1500 words.
↑文字数の指定。適宜調整出来る。
・content of the passage: academic topics they are the kind of material that might be found in an undergraduate university textbook
↑文章の内容。
例:academic topic → 学術内容
famous people → 有名人
blog article → ブログ記事
cook recipe → 料理のレシピ など作成してもらいたい内容
・topic: related to Physics
↑トピックの指定。学問で聞いても可。
例:travel → 旅行
biography → 伝記 自分が対策をしたいトピックを作れる。
・5~8 paragraphs
↑パラグラフ数。数字を変えればOK.
・As high school students can read and understand
↑必要ならば付け加える。対象年齢の指定。
↑high school students(高校生) を junior high school student(中学生)に変えたり、自由自在。
問題を作るための質問:コピペ用
自分が作りたい問題になるように、条件を整えて活用下さい。
I’d like to prepare for the English reading test. So, please make some passages for me. And, please follow the following conditions.
・quantity of the passage: 700~1500 words.
・content of the passage: academic topics
・topic: related to Physics
・5~8 paragraphs
・As high school students can read and understand
Chat GPT で設問を作る
設問を作る際も、条件の指定は大事になってきます。
特に指定をしないと、記述形式の質問が出来上がります。
それでも良いのですが、設問も自由に作ることが出来るので、以下に条件の一覧も挙げていきたいと思います。
Please make 10~15 questions which are based on these passages.
↑問題数の指定。あえてここで数を言わないで、この後で指定しても可。
Question type:multiple questions
↑問題形式。
例:questions → 記述型。
multiple questions → 4択問題。
T/F questions → 正誤問題
Question type:3 questions, 3 multiple questions, 3 T/F questions のように、指定すると、一回で複数の問題形式を生成することが出来る!
設問を生成してもらうための質問:コピペ用
どんな問題を解きたいのか。用途に合わせて、形式を変更してください。
Please make (問題数) questions which are based on these passages.
Question type:3 questions, 3 multiple questions, 3 T/F questions
作った問題の答えと解説を作ってもらう
問題を作ってもらったは良いものの、正解は?となるので、同様に作ってもらいましょう。
実際、これに関しては簡単で、作った文章と問題をそれぞれコピペして、その下に「Please let me know the answer to these questions and explain the reason why these answers are correct in Japanese.」(答えと解説を日本語で教えて)と聞くと、解答と解説を作成してくれます。
解答と解説を作成してもらう時の注意点は、文章の下に設問を続ける際は、2行分改行しておくことと、「解説を教えて」と聞く時も2行分改行しておくことです。別に分ける必要もないのかもしれませんが、一応、分けておくと、精度が高いような感じがします。
また、一気に10問とか、解説を作ってもらおうとすると、途中で生成が途切れてしまうので、3〜4問程度に区切りながら生成してもらう方が良いです。
解説が英語で生成された場合は、「日本語に翻訳して下さい。」と聞くと、翻訳してくれるので、便利。生成にかかる時間は、対して長くないので、ストレスはかからないでしょう。間違いなく、ページを行ったり来たりするよりは楽。まぁ、同じことかもしれませんが。
長文の内容を日本語に翻訳することも同様に、「Please translate these passages into Japanese.」と聞いてしまえば、すぐに翻訳してくれます。これについても、途中で生成が切れてしまう事があるので、段落ごとに分けると良いかもしれません。
解答と解説を生成してもらうための質問:コピペ用
・Please let me know the answer to these questions and explain the reason why these answers are correct in Japanese.
(↑解答と解説)
・Please translate these passages into Japanese.
(↑日本語に翻訳もらう時。)
とはいえ、やっぱり参考書が欲しいという方は、以下の記事もご覧下さい。単語帳と文法のオススメ参考書をリストアップしました!
注:大学入試向けではありません。英語力を伸ばしたい方向けです。
高校生向け:Chat GPT で長文問題を作るには?
TOEFL ibt などの試験も大事だけれど、高校生にとって何より大事なのは、共通テスト。そんな共通テストに向けた長文問題の演習はどうすれば良いのかと言うと、実は、もっと簡単。そう。Chat GPT を活用出来ればね!
どうすれば良いのかと言うと、先程の問題生成の質問を投げかけても良いのですが、教科書の長文をコピペして、この続きを書いて下さい!と言うだけで、文章の続きを書いてくれます。
文章を作ってもらったら、後は、
問題を作ってもらう
↓
解く。
↓
解き終わったら、解答と解説を生成してもらう。
↓
日本語訳を確認する。
この流れで、勉強することが出来ます。
日本語を英語に翻訳することもすぐに出来るので、日本語で聞いたことを、英語に翻訳してもらって勉強することも出来るでしょう!活用方法は無限大です!
まとめ
AI の悪い面も強調されていますが、どうせなら、自分のために、自分だけの問題を作ってもらえば、楽しく勉強が捗るのではないでしょうか?
AI の良い部分を活用しながら、勉強にコスパとタイパの革命を起こしてみませんか?
Chat GPT を使いこなせれば、様々な事が可能になると思っています。参考になれば幸いです。
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