AIって言うけれど、結局よく分からない…
AI をどのように活用するのか、まだ、具体的に分からない…
なんか、よく分からない技術で怖い…
という心配を、この記事で全て解決したいと思います!
特に、英語学習の側面に焦点を当てて、何が出来るのかをまとめたいと思います。
そもそも、Chat GPT って何?
Chat GPT とは、
・Chat GPTは、OpenAIが開発した大規模言語モデルの一つです。
・GPTは「Generative Pre-trained Transformer」の略であり、言語処理タスクにおいて高い性能を発揮します。
・Chat GPTは、その名の通り、対話型の応用に特化したモデルであり、人間に近い応答を生成することができます。
・Chat GPTは、学習データとして大量のテキストを用い、自己教師あり学習によって訓練されます。
・Chat GPTは、さまざまな応用が可能であり、チャットボットや言語理解の補助ツールなどに利用されています。
・ただし、Chat GPTが生成する応答には、誤った情報や不適切な表現が含まれる可能性があるため、注意が必要です。
一番最後の、「誤った情報や不適切な表現が含まれる可能性がある」という部分だけを見てしまうと、「結局使えないじゃん!」なんて思うかもしれませんが、活用方法一つで、Chat GPT は、最強の英語学習ツールへと生まれ変わります!
「なんとかとハサミは使いよう」ということわざ通り、Chat GPT を上手に使えるかどうかは、人間の言語力や、発想力に懸かっていると思います。発想力と言語力次第で、有効活用できるこのAI をどのように活用するのか、その活用方法を見てみましょう。
英語学習への活用方法
英語学習といえば…
リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4種類があります。
これまでの英語学習、特に、自分1人で勉強しようと思った時には、リーディングとリスニングは出来ても、ライティングとスピーキングの勉強は全く出来ませんでした。
また、リーディングに関しては、テキスト代が掛かってしまう始末。最近になってようやく、You Tubeだったり、SNSが発達したので、リスニングには困らないかなぁ〜 くらいの感覚。
ライティングだったり、スピーキングを始めようと思ったら、まず間違いなく、何らかの英会話教室に通わないと出来ない時代でした。ただ、そんな時代も、AIという技術の到来で、全てがひっくり返りました。
AI、ことChat GPT一つあれば、これら4種類の勉強が全て1人で出来るようになったのです。実際に対人コミュニケーションとしての練習は必要だと思いますが、AIを活用することで、対人コミュニケーションの練習、いわゆる、シミュレーションが簡単になったので、英語学習に関して言えば、英語を使う感覚だったり、表現や発音の確認だったりが簡単に出来るようになったわけです。
それでは、具体的にどのようにChat GPTを活用するのかを見てみましょう。
リーディング編
「リーディング」ということは、英文を読む必要があるわけです。
Chat GPTを活用することで、どうやって英文の読解練習をするのかと言うと、ChatGPTに問題を生成してもらいます!
以前、別記事にて紹介したので、今回は割愛。
詳しいやり方は、そちらの記事を確認してもらいたいのですが、
とにかく便利。
問題の難易度や文章量、トピックなど、カスタマイズが自由自在。
作成時間は、1分弱。テキスト代、タダ。
これは、ヤバいですよね!
受験勉強に、分厚い参考書を買う必要が無いなんて…
未だに、「〇〇までに、この参考書を終わらせて…」なんて、時代遅れ。
確かに、ノルマとして何を達成するかは大事だけれど、そのノルマさえ分かっているなら、テキスト代を掛ける必要が無い。という。誰もが、どこにいても平等な教育を受けることが出来るとは、このこと。問題は、勉強時間の確保だけ。になりました!
ライティング編
ライティングについても、別記事にて、特に資格試験向けの対策記事で勉強方法を紹介しました。
ライティング対策としての基本的な使い方に関してはこれらの記事と同じです。
自分が書いた英文に対して、「英語の文法と表現のミスを訂正して下さい。」と指示するだけ。
即時でミスが修正されるので、大変便利。
そもそも、言語モデルなのだから、これくらいは出来て当然か。笑
スピーキング編
スピーキングに関しては、ChatGPTの拡張機能を実装する必要があります。
その拡張機能とは、『Voice Control for ChatGPT』というもの。
Google Chrome用の拡張機能で、この拡張機能を実装すれば、Chrome でChatGPTを使う時に、音声入力と音声出力の機能が追加されます。
ワンクリックで実装することが出来るので、メチャクチャ手軽です。笑
これを使って、英会話を始める時に、
『私の英会話の先生になってください。英語でこれから話しましょう。
以下の条件を守って下さい。
・もしも私が英語で文法の間違いをおかしたら、日本語で指摘して正しい文法を学校の先生のように解説してください。
・私の英語力は〇〇レベルなので、そのレベルに合わせて下さい
・実際の会話で使われるカジュアルな表現も使って下さい』
などの条件を入力して、送信することで、後は、マイク入力をオンにして、ひたすら会話をするだけで、英会話の練習をすることが出来ます。
移動時間、0秒。かかるコスト、通信費くらい。
時間さえあれば、無限に英会話の練習をすることが出来るようになります!
※ChatGPTを活用しない方法もあります。
コンセプトは、英語を話すAI彼女。現状はβ版?ウェブサイトで話せるので、これもオススメ。
リスニング編
リスニングに関しては、You Tube等のメディアが多数存在するので、あまり需要は無いかもしれませんが、活用方法を一応掲載。
リスニングの勉強に活用するには、リーディングの問題生成の方法と、『Voice Control for ChatGPT』の2つを組み合わせて活用します。
活用するといっても、音声出力をオンにして、問題生成をテキストで送信するだけで、問題文が生成されるとほぼ同時に、問題文を読み上げてくれます。問題文に対して、設問を作れば、同様に、リスニング問題として、問題を解くことも出来ます。
設問を作る際の注意点としては、『AI によって生成された問題文と、その問題文の下に、この文章を活用して、問題を作って下さい』という指示を一緒に送信する。ということが挙げられます。
このようにする理由としては、「精度」が関係します。
問題文が生成された後、会話のように、「問題を作って。」と投げかけても良いのですが、場合によっては、関係の無い問題まで生成することがあります。
「文章と、その文章に即して問題を作って」という、2つが揃うことで、精度が高い問題を作ることが出来ます。
活用の工夫次第で、言語学習がかなり捗ると思います。
まとめ
AI の進歩はとてつもなく早いので、この記事の内容が時代遅れになるのも時間の問題かもしれません。
とはいえ、言語モデルを言語学習に活用することは容易でしょう。
ChatGPTをはじめ、AIを活用することで、勉強のあり方自体が大幅に変わる時代だと思います。
AI時代に必要な能力は、知識の暗記ではなく、興味のある事柄に対する知識の深さだったり、正しく意見や質問を投げかける言語能力、あるいは、自分自身が何を知らないのかを知る力になるかもしれません。
AI という大きな力を恐れるのではなく、AIが何を出来るのかを模索する事が、2023年、5月時点では必要なのでしょう。
これから先では、AIを使って何が出来るのか。楽しみではありますね。笑
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