自分自身が独学で、ショパンの難曲、バラード四番という楽曲を、
それなりに弾けるようになったので、
独学でピアノを始める際の注意点や、
練習する際のポイントなどをまとめてみたいと思います。
趣味として、ピアノを弾けるようになりたいと思う方は多いと思います。
独学だったとしても、またレッスンを受けるにしても、
ピアノを始める際には、気をつけたいポイントがあるので、
そういった注意点を、あらかじめ、チェックしておきましょう!
Q:そもそも、独学でピアノを弾くことは難しいですか?
A. 独学でピアノを学ぶことが難しいかどうかは、
人によって異なります。
これは、当然の答えですね。
多少経験があれば、学び直すことは簡単ですし、
本当に一から始める人にとっては、大変に思う部分も多いと思います。
ただ、一部の人(人から指示されることが嫌いな人など)は、
自分で学ぶことに向いているでしょう。
なぜなら、自分のペースで進めることができるからです。
ただ、そうではない人は、教師とのレッスンが必要になるかもしれませんし、
直接、教えてもらいたいと思うこともあると思います。
独学でピアノを学ぶ場合には、自分にとって分かりやすい教材、
参考となる音源や映像、気になるようであれば、音楽理論等が書かれた
書籍などが必要になります。また、
楽譜を読む能力も自分で鍛える必要があります。それらを踏まえた上で、
実際に、楽曲を演奏することができるようになるまでには、
多くの時間と練習が必要ですが、これらのことを、
自力で解決出来るようならば、独学でも可能です。
一般的に、ピアノを学び、曲を弾けるようにするためには、
常に継続的な練習が不可欠です。また、独学だったとしても、
毎日の練習と自分の演奏を振り返って、問題点を改善する力が大切です。
ピアノを独学で学ぶ際の注意点は5つ!
独学でピアノを学ぶ際には、次のような注意点があります:
- 基礎的な音楽に関する知識
:当たり前ですが、ピアノを演奏するためには、
基本的な音楽の知識が必要です。音階やコード、
リズムの違い、メトロノームなどの使い方など、
基礎的な知識を学んでから始めることをお勧めします。
(※コードに関しては、最初のうちは、必要ないとは思います。) - 楽譜の読み方
:ピアノを演奏するためには、楽譜の読み方を理解する必要があります。
楽譜の読み方については、今では、書籍を使ったり、あるいは、
ネットで検索することで、理解することが出来るのではないでしょうか。 - 練習を習慣化する
:独学でピアノを学ぶには、当然ですが、毎日の練習が不可欠です。
一朝一夕では、上手になるわけないので、定期的に練習することで、
技術や楽譜の記憶力を向上させる必要があります。 - 自分で間違いを訂正する力
:独学でピアノを学ぶ場合、自分で正しい技術を学ぶ必要があります。
教科書やビデオ、動画などを参考にして、
正しい技術を身につける必要があります。
また、練習している楽曲のお手本を聞きながら、
自分の演奏との違いに気づき、直すことも必要でしょう。 - 練習のモチベーションの維持
:ピアノの練習は長期的なものです。
練習のモチベーションを維持するためには、
自分の演奏を楽しんで、進歩を感じることが大切です。
また、時には他の人と演奏をすることも、
モチベーションの維持に役立つでしょう。
Q:ショパンなどの有名な作曲家の、
難しい楽曲を弾けるようになるまでに必要な
練習時間はどれくらい?
A. 当然ですが、
難しい楽曲を弾けるようになるまでに必要な練習時間は、
個人差があります。
これには、多くの要因が影響します。
例えば、演奏の経験、練習のペース、自分の演奏と上手な人の演奏の
違いを聞き分ける能力などです。
一般的に、本格的にピアノを学ぶには数か月から数年かかることがあります。
また、ショパンなどの難しい楽曲を演奏するには、より多くの練習が必要になります。
毎日の練習が大切で、月に数時間の練習を継続することが必要です。
ただし、単に楽曲を弾けるようになることだけでなく、
技術の向上や、楽曲に対する理解力を磨くことも大切です。
また、適切な練習法とアドバイスを得ることも重要になります。
そのため、優れた教師のレッスンを受けることが助けとなります。
ちなみに、自分の場合は、練習時間が約1000時間を越えた辺りで、
ショパンの難曲が形になったような感じです。
こちらがその時の記事。
Q:ピアノを上手に弾くための、
おすすめの練習方法はありますか?
A.ピアノを上手に弾くためには、
適切な練習方法に基づくことが重要です。
以下がいくつかのピアノ練習のおすすめの方法です。
- 毎日の練習
:当たり前かもしれませんが、毎日少しずつでも、
定期的に練習することが大切です。
また、苦手なフレーズや、慣れていないフレーズを
繰り返し練習することも大切です。 - 音程とリズムの確認
:ピアノでは、音程とリズムが重要です。
ミスタッチをしていないか、自分自身がお手本とする演奏と、
自分が弾いた演奏を聴き比べてみましょう。
リズムに関しては、メトロノームを使って練習することが有効です。
また、お手本の演奏を真似してみることも良い練習になります。 - 手の癖の改善
:正確な技術を身につけるために、手の癖を改善することが重要です。
演奏する際の手の癖が改善されると、楽曲の演奏が容易になります。
(自分が弾きやすいと思う指使いと、お手本が違うことも多いので、
困ったものです笑) - アドリブの練習
:アドリブの練習は、技術の向上に役立ちます。
アドリブの練習では自由自在に演奏することが大切です。
その時の感情を大げさに表現してみたり、あえて、
強弱を極端にしてみたり。様々な弾き方を試してみることが大切です。 - 楽譜を読む練習
:正確な譜読みは、正確なピアノの演奏のために重要です。
正しく楽譜を読んで演奏する練習をすることで、
スムーズな演奏ができるようになります。
また、楽曲から伝わる作曲家の感情を感じ取れるようになると、
演奏をする際の表現力に繋がると思います。
これらはあくまで一例ですが、
ピアノの練習において有効な方法になると思います。
自分に合った練習方法を見つけて、継続的な練習をすることが、
ピアノを上手に弾くための近道です。
Q:ピアノを弾くことのメリットはありますか?
A. はい!ピアノを弾くことには多くのメリットがあります。
いくつか、ピアノを弾くことで得られるメリットを挙げておきます。
- 脳の機能向上
:ピアノを弾くことで、脳の機能を向上させることができます。
これは、手と足、聴覚、視覚、記憶など、
脳の様々な部分が同時に使われるためです。 - 創造力の向上
:ピアノを弾くことで、創造力を向上させることができます。
これは、自分の想像力を使って楽曲を演奏することによるものです。 - ストレスの発散
:ピアノを弾くことで、ストレスを発散することができます。
音楽には心を癒し、リラックスさせる効果があります。 - 社交スキルの向上
:ピアノを弾くことで、新たな人間関係が生まれる可能性があります。
他の人と一緒に演奏することもできますし、
発表会などに参加することで、新たな人と知り合うことが出来ます。 - 自己表現
:ピアノを弾くことで、自己表現の機会を得ることが出来ます。
言葉では言い表しにくいことでも、
自分の感情や思いを音楽で表すことができます。
まとめると、ピアノを弾くことは、心身ともに良い効果をもたらすことができます!
何より、弾きたい曲が弾けた時の達成感は、感慨深いものです。
Q. ピアノを弾くことのデメリットはありますか?
A. いいえ。
ピアノを弾くこと自体には直接的なデメリットはありません
しかし、デメリットを挙げるとするならば、
もしかしたら、次のような問題があるかもしれません。
- 練習時間の確保
:ピアノを上手に弾くためには多くの時間と努力が必要です。
長期的な練習と継続する力が必要なため、もしかしたら、
挫折してしまうかもしれませんし、あるいは、十分な練習時間が
確保出来ないなど、自分の時間の使い方とのバランスを取ることが
難しいかもしれません。 - 費用
:ピアノは購入や保守にかかる費用が高い可能性があります。
また、レッスン料や楽譜代などの支出も必要となる場合があります。
(今では、質の良い電子ピアノもあるので、ある程度、
ピアノの購入費用を抑えることも出来ます。) - 場所
:ピアノは大きな楽器であり、十分なスペースが必要です。
また、電子ピアノではヘッドホンを使用することが出来ますが、
アップライトピアノやグランドピアノでは、大きな音が出るので、
大きな音が出ても、周りに影響が無い環境が必要な場合があります。 - 筋肉痛
:ピアノを弾く、練習することは、指や腕を酷使することになります。
練習しすぎると、筋肉痛になったり、手首が痛くなったりします。
こういった事柄が、ピアノを始めることに対する問題点でしょう。
しかし、これらの問題を解決できれば、ピアノの練習や、
楽曲の演奏を楽しむことができるでしょう。
私も、ピアノを置く場所を確保することが難しいのではないかと
思っていましたが、様々な電子ピアノを見ていると、
ものすごくコンパクトなモデルがあることを知りました。
私は、ピアノの形にこだわらず、ひたすら練習したかったので、
この、コンパクトなモデルを見て、これなら、狭い家の中でも置ける!
と思い、即決で購入して練習を続けています。
安い!コンパクト!置ける!買う!みたいなノリで買いました。笑
その、コンパクトな電子ピアノはこちらです。
まとめ:没頭出来る趣味があることは幸せ!
人生の満足度、だったり、幸福度を高めるためには、
何かに没頭できることが大事。という話もよく聞きます。
もちろん、1つの側面なので、それが全て。
という訳ではありませんが、そうは言いつつ、
趣味に没頭出来ることは、たしかに幸せだと思います。
人によって、趣味の形は異なると思いますが、
もし、多くの趣味の中から、ピアノを初めてみたいという方にとって、
この記事が、参考になれば幸いです。
独学だったとしても、レッスンを受けるにしても、
ピアノが共にある素晴らしい日々を楽しみましょう!
私自身が、どのような順番で楽曲に挑戦したか。
ということについては、別記事の、独学ピアノ日記にて
まとめております。興味があれば、そちらも参考にしてみて下さい。
ちなみに、日記の20話が難曲のショパン。
ひとまず、難曲に挑戦はしないまでも、
どんな順番で、どの楽曲を練習すれば良いか迷った際は、
参考にしてみて下さい。
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