約1000時間後に難曲が弾ける?ピアノ日記 -独学ピアノ回顧録 0-

独学ピアノ日記

せっかくなら、「何も出来なかった…」と、人生を後悔する前に、
「弾きたいと思った曲をピアノで弾けるようになったら、
やっぱり、楽しそうだ!」
と思って始めた、独学のピアノを、日記として記録しています。

幼少期に、エレクトーンを7〜8年程経験してますが、ブランクは15年以上…
クラシックには、一切触れてこなかったのですが、最近になって、
クラシックの魅力にどハマリし、ピアノは、クラシックを一曲ずつ弾いていきます。

この日記の趣旨は、自分が出来るようになったことを振り返って、
モチベーションを保つため。という個人的なものと、
もう一つは、同じように独学でピアノを始めてみたいという方、
独学でピアノを練習しているという方のモチベーションの維持や、
あまりクラシック音楽に詳しくない。という方にも、
興味を持ってもらえるような、情報を発信するというものです。

今まで知らなかった、クラシック音楽の魅力に気づくきっかけになったり、
「自分もピアノを弾いてみたい!」と思ってもらえたなら、
とても嬉しいです!

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Diary #0:独学で色々な曲に挑戦する前に、
まずは、指が動かないとどうしようもないので、
基礎練習から始めようと思います。

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この曲の作者は誰?

この曲を作った作者に関する情報です。

シャルル・ルイ・アノン(1819年7月2日〜1900年3月19日)

作曲家、ピアノ教師、オルガニスト。
フランス共和国ダンケルク近郊のルネスキュールで生まれ、
同国ブローニュ=シュル=メールで没す。
日本では、英語風もしくは、ドイツ語風のハノンの呼び名で有名。

この曲は、どんな曲?

この曲に関する情報を調べてみました。

『60の練習曲によるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト』より一部抜粋

現在のピアノ教師にとって標準的な教材の一つ。
あくまで、指のトレーニングを行うためのもの。

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この曲の作者が生きた時代は、どんな時代?

この曲の作者が、どんな時代に生きていたのか。
時代背景を調べてみました。

  • 1824年:ベートーベンの交響曲第九番初演
  • 1830年:フランス7月革命勃発。
    ドラクロワ…『民衆を導く自由の女神』発表。
    ショパン…革命のエチュード作曲。
  • 1836年:パリのエトワール凱旋門完成
  • 1848年:ウィーン体制の崩壊を招いた革命、1848年革命。
  • 1860年:リンカーン、アメリカ合衆国大統領に当選
  • 1889年:パリ万国博覧会開催。エッフェル塔が建設される。
  • 1896年:第一回夏季オリンピック、アテネで開催。

調べてみて思ったことは…

同世代にベートーベンやショパンという、
圧倒的な天才がいるという境遇におかれたハノン。しかも、
生きているときに、ベートーベンの交響曲第九番の初演、
ショパンは革命のエチュード作曲。歴史的な偉業を目の当たりしたピアノ教師。
この境遇はなかなか辛いものもあったのかぁ。

もしかしたら、天才的なピアニストがいる時代で、
ピアノを弾きたいと思う人も多かったのかもしれないですね。
現メジャーリーガー、大谷選手に憧れて野球を始めたいと思う人と同じで。

ただまぁ、例えば、ショパンのようになりたいです!と初対面で言われて、
いきなりそんな天才になれるか、と言われると、無理だよね。となるのも当然で、
現実を見て基本的な器械運動から始めませんか?
となるのは、普通のことのように思えます。

また、圧倒的な天才を前に、絶望した人も多かったのかなぁ。なんて思ったり。

現代だと、そんな絶望を埋め合わせるように、
『転生したら〜』系のコミックスやノベルが多く売られているけれど。

いつの時代も、偉業を成し遂げる人と、それを見て絶望してしまう人と、
ひたすら努力しようと思う人に分かれるのかなぁ。

ショパン自身は、
「ピアノは器械運動では上達しない。
一つの曲を感情を込めて弾かないとうまくならない。」
と言ったらしいけれど、まぁ、これは、指が動く人基準の目線だよね。

プロが、「今以上に上達するにはこうすればいい!」と言ったとしても、
周りは、そのレベルにないこともあるし、
レベル99の人がレベル100を目指すための経験値と、
レベル5の人がレベル6を目指すのとでは、全然違うし。

例えば、そんなピアノ教師の元に、レベル100を目指したいんです!
と生徒が来たとして、できることといえば、まず、あなたのレベルは1ですよね?
いや、むしろ0ですよね。と気付かせないといけないし、その後で、
まずはレベル10を目指しませんかとなるのは当然だね。

だからこそ、器械運動のような曲を多く作ったのではなかろうか。

自分のレベル、というか、能力を正しく把握することは大切ですね。

ひとまず、ハノンの周りには天才がいて、
時代背景としては、かなりの動乱があったことがわかりますね。
そんな動乱の時代だからこそ、
周りの天才たちは曲に何かしらの思いを込めたのかなぁ。
いや、これはいつの時代も同じか。

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この曲を振り返ってみて思うこと

色々な曲を弾きたいと思っていても、そして、練習曲という名前につられて、
例えば、ショパンの色々なエチュードをいきなり弾こうと思うのは、
流石に無理があるので、基礎トレは大事にしたい。

基礎トレの経験値も、いつかは糧になるはず。塵も積もれば山となるはず。

いずれ、ショパンの曲等にも挑戦したいと思っているので、
まずは丁寧に基礎トレから始めたピアノの練習でした。

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P.S. 自分が使用しているピアノの後継機種が発売されたらしい。

 

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