せっかくなら、「何も出来なかった…」と、人生を後悔する前に、
「弾きたいと思った曲をピアノで弾けるようになったら、
やっぱり、楽しそうだ!」
と思って始めた、独学のピアノを、日記として記録しています。
幼少期に、エレクトーンを7〜8年程経験してますが、ブランクは15年以上…
クラシックには、一切触れてこなかったのですが、最近になって、
クラシックの魅力にどハマリし、ピアノは、クラシックを一曲ずつ弾いていきます。
この日記の趣旨は、自分が出来るようになったことを振り返って、
モチベーションを保つため。という個人的なものと、
もう一つは、同じように独学でピアノを始めてみたいという方、
独学でピアノを練習しているという方のモチベーションの維持や、
あまりクラシック音楽に詳しくない。という方にも、
興味を持ってもらえるような、情報を発信するというものです。
今まで知らなかった、クラシック音楽の魅力に気づくきっかけになったり、
「自分もピアノを弾いてみたい!」と思ってもらえたなら、
とても嬉しいです!
Diary#11:『貴婦人の乗馬』「25の練習曲 作品100」より
しばらく続いたブルグミュラーシリーズも、
一旦、これで一区切りつけようと思って練習しました。
ブルグミュラーは、曲のイメージが湧きやすく、
弾いていて楽しいと思える楽曲が多い印象を受けました。
この曲の作者は誰?
この曲を作った作者に関する情報です。
- ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルクミュラー
(1806年12月4日 – 1874年2月13日)
ドイツのレーゲンスブルクに生まれ、デュッセルドルフで育ち、
26歳でフランスに渡って1874年に没するまでパリを中心に活動し、活躍した。
当時のパリといえば、産業や鉄道インフラ整備が進み、
芸術活動においても華々しい熱気を帯びた国際都市である。
彼は、パリの音楽文化の勢いに乗るようにしてピアノ教師、
サロン音楽の作曲家、そしてバレエ音楽作曲家として名を馳せた。
当時の彼の作品の出版状況やバレエ界から寄せられたコメント、
国王ルイ=フィリップ1世よりフランス帰化許可状が与えられたところを見ると、
彼の安定した仕事ぶりはパリの人々から信頼を集めていたことも分かる。
この曲は、どんな曲?
この曲に関する情報を調べてみました。
- 『貴婦人の乗馬』「25の練習曲 作品100」より
ブルグミュラーの練習曲のなかで、
この曲の人気が高いと言われています。
最終曲がとりわけ人気が高い理由は、
ひとつにはタイトルにあるのかもしれません。
しかし原題 La chevaleresque には、実は貴婦人も令嬢も登場せず、
本来は「騎士風」といった意味の言葉です。
馬に乗っているのは確かですが、疾走するのではなく、
あくまで優雅な曲調をイメージするように、
「貴婦人」という言葉があてられたようです。
「25の練習曲」作品100のエチュードを出版したのは1851年。
作曲家としてはバレエ音楽の成功などですでに一定の評価を獲得し、
ピアノ教師としてはベテランの域に到達していた45歳の頃である。
彼の遺産や自筆譜などの大半は現存していないため、
どのような経緯や目的でこのエチュードが作られたのかは定かではない。
しかし、性格小品集や練習曲集が数多く生まれた19世紀のピアノ文化最盛期にあって、
ブルクミュラーは初心者たちのために、
当時流行の音楽様式のエッセンスを伝え、
同時に基本的なピアノの演奏技術の向上をはかることのできる
良質なエチュードを作ろうとしたことが想像できる。
「アラベスク」(シューマンに続く)や
「バラード」(ショパンやリストに続く)など、
最新のロマン派ピアノ曲らしい標題を取り入れ、
「スティリエンヌ」「タランテラ」「舟歌」といった舞曲や性格小品の様式に、
「小さな手」のピアノ学習者たちでも親しめるように、さまざまな工夫を凝らした。
片手が1オクターブを超えた音域を押さえる曲はない。
調号は4つまで(As durの「舟歌」が最多)。
初版はどの曲も2ページ以内に収められている。
ピアノ教師としての長年の経験から、
当時の慣習や楽器の特性に見合ったフレージングや運指が施されている。
この曲の作者が生きた時代は、どんな時代?
この曲の作者が、どんな時代に生きていたのか。
時代背景を調べてみました。
- 1808年…ゲーテ『ファウスト』第一部出版
- 1813年…ベートーヴェン、交響曲第7番初演
- 1814年…ウィーン会議が開かれる
- 1821年…ギリシャ独立戦争勃発
- 1824年…ベートーヴェン、交響曲第9番初演
- 1832年…フランスに渡って、パリで活躍
- 1836年…弟のノルベルト・ブルグミュラーが亡くなる。
- 1840年…世界最大の鳥、エピオルニスが絶滅
- 1851年…『25の練習曲 作品100』出版
- 1854年…クリミア戦争が始まる
- 1859年…ブラームス、ピアノ協奏曲第1番初演。
- 1866年…普墺戦争が起こる
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調べてみて思ったことは…
曲のタイトルは『貴婦人の乗馬』だけれども、
原題を考えると、「騎士風」ということに驚き。
翻訳すると、意味が変わったりすることもあるから、
一旦原題やら、元の意味などを考えてみないと
わからないこともあると思いました。
時代背景的には、事あるごとに戦争が起こり、
争いの絶えない時代だったことから、
兵士や騎士が表に出ることも多かったのでしょう。
そのような騎士が、思っているであろうことを表現したのか、
曲の途中に、戦争には行きたくない、あるいは、足が重いような
そんな、多少の不安感が漂っているようにも感じます。
騎士が「優雅に」馬に乗る様子を表現しているのか、
騎士が「優雅に」馬に乗りたいという心情を描いているのか、
争いの絶えない時代の中にいて、「優雅な」あるいは「平和な」
そんなひと時を望んでいる騎士の姿を描いた曲だとしたら、
大変な時代の渦中にいたことを垣間見ることが出来ますね。
この曲を振り返ってみて思うこと
歌詞がない分、想像の余地が残るところが、
クラシック音楽の良いところなのだと思います。
今でこそ、クラシック音楽というジャンル分けになっていますが、
当時、同時代に生きていた人たちにとっては、
こういった音楽は、流行の最先端だった訳ですよね。
実際、音楽家たちは、音楽家としての教育を、プロ中のプロから学び、
数多くの作品を残している訳です。
それらの作品のそれぞれが、異なった顔を持ち、
作者が持つ感情や風景といったものを表現する芸術のあり方が、
優れているからこそ、多くの楽曲が、今に残っていることを考えると、
当時の音楽家のレベルが極めて高かったのだろうと思います。
現在は、歌詞も含めて感情を訴えるものが音楽として成り立ってますが、
クラシック音楽は、歌詞なんてものは無く、(ベートーヴェンの第九は除きます。)
純粋な音のみで、作者の感情や思っていることが伝わることは凄いですし、
あるいは、そういった想像の余地が残っているからこそ、
芸術として成り立っているのだろう。とも思うわけです。
さて、今回弾いた曲も、練習曲とは言え、
作品の持つイメージを損なわせることなく
弾けるようになるまでが、なかなか大変でしたが、
ちょっとずつ完成に近づいていく過程もまた、
ピアノの楽しさの1つなのかなぁ。と思います。
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あなたの周りに、
「いつまでも若々しい」「いつも元気で活き活きしている」
そんな人はいませんか?
なぜ、あの人はいつまでも若々しいのでしょう?
もしかしたら、いつも新しいことに挑戦しているからかもしれません。
挑戦と聞くと、気後れしてしまうかもしれませんが、
言い方を変えると、挑戦、それは、脳トレです。
実は、新しいことに挑戦するとき、脳は一番活性化するのです。
ただ、脳トレと言っても、「何をすれば良いのか分からない」
そんな人もいるかもしれません。
脳トレをしたいけど、何をしようか迷っている。
そんな人に、今、脳科学的に良いとされている趣味があります。
それは、ピアノです。
テレビでよく見かける人気の脳科学者の方が
「脳トレにはピアノが最適」と話しています。
なぜ、ピアノは脳トレに良いのでしょうか?
実は、
ピアノ演奏は右脳や左脳、運動神経を鍛えたり、
落ち着いた穏やかな気持ちで生活できるように
助けてくれる力があるそうなんです。
手は『第2の脳』と言われています。
なぜなら、手は全身の感覚器官の中でいちばん敏感な部分で、
脳(大脳皮質)の面積も一番広いのです。
そのくらい、手と脳は密接に関わっています。
ですから、もしあなたが
「最近もの覚えが悪くて・・・」
「昨日の夕食もすぐに思い出せない」
と、脳の衰えを感じていらっしゃるのなら、
ピアノを通して、この第2の脳である
手=指先を鍛えることをお勧めいたします。
実際に、ピアノを弾くと脳にどんな刺激があるのでしょうか?
ピアノの優れたところは、脳全体を一度に鍛えられる点です。
ピアノを演奏するには、メロディだけでなく、
曲のテンポや音の高さ、
曲の構成などを分析する力がなくてはいけません。
これは、左脳の働きです。
ですからピアノは、右脳だけでなく左脳もいっしょに
働かせることによって
すばらしい演奏ができるのです。
また、右脳と左脳を同時に使うことによって、
脳の持つ能力が最大限に発揮できると言われています。
つまり、ピアノは、あなたの脳を活性化し、
運動神経も活発にします。
脳のたくさんの部分を一気に使うので、
これほど効率よくできる脳トレはないのですね。
だからこそ、脳科学者は
「ピアノが脳トレに最適な趣味」と言っているのです。
しかし、ここで壁があります。
「音楽なんてやったことないし・・・」
「カラオケは得意だけど、楽譜は全く読めない」
「そんなに指が動かない」
「ピアノ教室がどこにあるのか分からないし」
そうなんですよね。
あなたが幼い頃からピアノを弾いていたならともかく。
初心者であれば、ピアノをいきなり始めるのはちょっと・・・
と思ってしまうでしょう。
ところが、そんなあなたにもピッタリの練習方法があります。
・わざわざピアノ教室に出向いて行く必要がない
・覚えに自信がなくても、同じレッスンを何度でも
繰り返し受けられる
・ドレミが全く読めなくても両手でピアノが弾ける
・好きな時間に好きなだけレッスンできる
好きなときに、好きなだけ、
繰り返し同じところを練習できたなら、
きっとピアノの腕前もグングンと上達しそうですよね。
このレッスンDVDは、初めてピアノに触る方のために、
ピアノの弾き方を1から丁寧に解説しています。
ピアノって難しいイメージがありますよね。
でも、あなたがやることは、とってもカンタンです。
自宅で暇なときにDVDを見るだけです。
「見る」「聴く」「弾く」の3ステップに沿って
内容を実践するだけで良いのです。
自分の好きな時間にマイペースに練習をするだけで、
たったの30日で憧れのピアノが弾けるようになります。
「楽譜が読めない」
「音楽の知識がない」
「指が動かない」
というのも全く問題ありません。
講師の海野先生は、初めての方でも取り組めるように、
手の構え方、楽譜の読み方、音楽の知識を
本当に親切に一から教えてくれています。
受講生の多くが弾けたポイントとして、
・繰り返し同じレッスンができるので、覚えが悪くても大丈夫。
・ドレミが読めなくても弾けるので、簡単に弾ける。
・聞いたことのある曲だから弾きやすい。
・先生が優しいので取り組みやすい。
・好きな時間に練習できるので効率が良い。
などを挙げていらっしゃいます。
短期間で上達できるのには、しっかりと理由がありますので、
ぜひその理由をこちらから確かめてみてください。
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