せっかくなら、「何も出来なかった…」と、人生を後悔する前に、
「弾きたいと思った曲をピアノで弾けるようになったら、
やっぱり、楽しそうだ!」
と思って始めた、独学のピアノを、日記として記録しています。
幼少期に、エレクトーンを7〜8年程経験してますが、ブランクは15年以上…
クラシックには、一切触れてこなかったのですが、最近になって、
クラシックの魅力にどハマリし、ピアノは、クラシックを一曲ずつ弾いていきます。
この日記の趣旨は、自分が出来るようになったことを振り返って、
モチベーションを保つため。という個人的なものと、
もう一つは、同じように独学でピアノを始めてみたいという方、
独学でピアノを練習しているという方のモチベーションの維持や、
あまりクラシック音楽に詳しくない。という方にも、
興味を持ってもらえるような、情報を発信するというものです。
今まで知らなかった、クラシック音楽の魅力に気づくきっかけになったり、
「自分もピアノを弾いてみたい!」と思ってもらえたなら、
とても嬉しいです!
Diary#15:『タンブラン』(クラヴサン曲集と運指法 第1番(第2組曲)より)
印象としては、「憂鬱さ」みたいなものが伝わってくる曲です。
この曲の作者は誰?
この曲を作った作者に関する情報です。
- ジャン=フィリップ・ラモー
(1683年9月25日 – 1764年9月12日)
バロック時代のフランスの作曲家・音楽理論家。
18世紀前半、盛期バロックを代表する音楽家の一人。
数多くの優れた劇音楽を書いたこと、理論書によって近代和声理論の
基礎を確立したことで、音楽史に輝かしい功績を残した。
ラモーの鍵盤独奏作品は全部で65曲あり、
《王太子妃》(1741)を除いてはすべて
劇音楽家として活動する以前の時代に書かれた。
そもそもラモーは音楽家としての経歴を教会オルガニストとしてスタートし、
著述や寸劇の音楽などで日銭を稼ぐかたわら、
大聖堂のオルガニストの地位を手に入れようと継続的に運動している。
ラモーが劇音楽に打ち込むようになったのは50歳にならんとする頃であり、
この晩成型の音楽家の生涯において鍵盤楽器はつねにその中心にあった。
ただし、宗教的な作品はまったく出版されていない。
父親がディジョン大聖堂のオルガニストだったので、
幼児期からクラヴサン(チェンバロ)演奏に親しんでいた可能性がある。
青年時代をイタリアやパリにすごした後、
父親の足跡に続いてクレルモン大聖堂の教会オルガニストに就任した。
その後パリ、ディジョン、リヨンなどでもオルガニストを務め、
1723年よりパリに定住。
財務官アレクサンドル・ド・ラ・ププリニエールの後援を得る。
作曲の分野において名声を勝ち得るようになるのは、
40代になってからだった。
この曲は、どんな曲?
この曲に関する情報を調べてみました。
- タンブラン (クラヴサン曲集と運指法 第1番(第2組曲)より)
曲集は1731年に再版、
タイトルを『クラヴサン曲集と装飾音法
(Pieèce de clavecin avec une table pour les agéments)』に改めた。
構成のまったく異なる2つの組曲を含む。
タンブラン(Tambourin)とは、
フランスの古い民族楽器タンブーラン(tambourin)に由来する、
昔の太鼓を模倣した楽曲のこと。
通常は生き生きした2拍子の音楽で、しばしば18世紀の舞曲に分類されている。
この曲の作者が生きた時代は、どんな時代?
この曲の作者が、どんな時代に生きていたのか。
時代背景を調べてみました。
- 1683年…教会のオルガンニストの父ジャン・ラモーのもとに、
ブルゴーニュ地方のディジョンで誕生。 - 1702年…アヴィニョンやクレルモン・フェランの大聖堂でオルガニストを務める。
- 1709年…父の跡を継いでノートル・ダム教会のオルガニストになる。
- 1731年…音楽愛好家ラ・ププリニエールの私設楽団の音楽監督に就任。
- 1745年…ルイ15世宮廷作曲家に任命される。
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調べてみて思ったことは…
生涯を通した経歴を見ると、家系が絡んでいる部分も多分にありますが、
元々は、法学を学んでいたということもあり、音楽への入り口は、きっと、
趣味。くらいの感覚だったのかもしれません。その後、徐々に音楽に
のめり込んでいった結果、音楽で生計を立てるまでに至り、
最終的には、宮廷作曲家に任命される程までに音楽を追求しています。
このような経歴を見ると、
もちろん、音楽を教えてくれる人もいたことは大きいと思いますが、
何をいつから始めても、追求する姿勢があれば、道が開かれる可能性があることを
見て取れます。今の時代は、インターネット技術の発展により、
多くの一流演奏者の演奏を、すぐに聞くことすら出来ます。
その分、ピアニスト達のレベルも上がっている訳ですが、
1つの物事を追求する姿勢は持ち続けておきたいと、改めて思います。
とりわけ、”答え”を検索すれば、いつでも確認できる現代においては、
「分からないことに対する曖昧さ」
に対する耐性が失われつつあるとも思いますし、
“答え”に満足して、「追求」する力も衰えているのではないでしょうか。
ジャン・フィリップ・ラモーの生涯から、
そんな、1つの物事、特に、興味のあることに対する、
「追求する姿勢の大切さ。」
というものを、改めて、考えさせられました。
この曲を振り返ってみて思うこと
太鼓を模倣した楽曲ということもあり、
演奏する際には、右と左の、縦のラインというか、
一拍目のインパクトを大事にしていました。
また、インパクトと、滑らかさのバランスも、心がけながら、
音のキレを意識していました。
もともとが、クラヴサン(チェンバロ)の組曲集で、
ピアノとは、音質が異なる楽器の作品ということもあり、
演奏に慣れてきた辺りでは、いかに、ピアノらしさを出さずに、
チェンバロっぽく雰囲気を演出するのかを気にしながら、
演奏していました。
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あなたの周りに、
「いつまでも若々しい」「いつも元気で活き活きしている」
そんな人はいませんか?
なぜ、あの人はいつまでも若々しいのでしょう?
もしかしたら、いつも新しいことに挑戦しているからかもしれません。
挑戦と聞くと、気後れしてしまうかもしれませんが、
言い方を変えると、挑戦、それは、脳トレです。
実は、新しいことに挑戦するとき、脳は一番活性化するのです。
ただ、脳トレと言っても、「何をすれば良いのか分からない」
そんな人もいるかもしれません。
脳トレをしたいけど、何をしようか迷っている。
そんな人に、今、脳科学的に良いとされている趣味があります。
それは、ピアノです。
テレビでよく見かける人気の脳科学者の方が
「脳トレにはピアノが最適」と話しています。
なぜ、ピアノは脳トレに良いのでしょうか?
実は、
ピアノ演奏は右脳や左脳、運動神経を鍛えたり、
落ち着いた穏やかな気持ちで生活できるように
助けてくれる力があるそうなんです。
手は『第2の脳』と言われています。
なぜなら、手は全身の感覚器官の中でいちばん敏感な部分で、
脳(大脳皮質)の面積も一番広いのです。
そのくらい、手と脳は密接に関わっています。
ですから、もしあなたが
「最近もの覚えが悪くて・・・」
「昨日の夕食もすぐに思い出せない」
と、脳の衰えを感じていらっしゃるのなら、
ピアノを通して、この第2の脳である
手=指先を鍛えることをお勧めいたします。
実際に、ピアノを弾くと脳にどんな刺激があるのでしょうか?
ピアノの優れたところは、脳全体を一度に鍛えられる点です。
ピアノを演奏するには、メロディだけでなく、
曲のテンポや音の高さ、
曲の構成などを分析する力がなくてはいけません。
これは、左脳の働きです。
ですからピアノは、右脳だけでなく左脳もいっしょに
働かせることによって
すばらしい演奏ができるのです。
また、右脳と左脳を同時に使うことによって、
脳の持つ能力が最大限に発揮できると言われています。
つまり、ピアノは、あなたの脳を活性化し、
運動神経も活発にします。
脳のたくさんの部分を一気に使うので、
これほど効率よくできる脳トレはないのですね。
だからこそ、脳科学者は
「ピアノが脳トレに最適な趣味」と言っているのです。
しかし、ここで壁があります。
「音楽なんてやったことないし・・・」
「カラオケは得意だけど、楽譜は全く読めない」
「そんなに指が動かない」
「ピアノ教室がどこにあるのか分からないし」
そうなんですよね。
あなたが幼い頃からピアノを弾いていたならともかく。
初心者であれば、ピアノをいきなり始めるのはちょっと・・・
と思ってしまうでしょう。
ところが、そんなあなたにもピッタリの練習方法があります。
・わざわざピアノ教室に出向いて行く必要がない
・覚えに自信がなくても、同じレッスンを何度でも
繰り返し受けられる
・ドレミが全く読めなくても両手でピアノが弾ける
・好きな時間に好きなだけレッスンできる
好きなときに、好きなだけ、
繰り返し同じところを練習できたなら、
きっとピアノの腕前もグングンと上達しそうですよね。
このレッスンDVDは、初めてピアノに触る方のために、
ピアノの弾き方を1から丁寧に解説しています。
ピアノって難しいイメージがありますよね。
でも、あなたがやることは、とってもカンタンです。
自宅で暇なときにDVDを見るだけです。
「見る」「聴く」「弾く」の3ステップに沿って
内容を実践するだけで良いのです。
自分の好きな時間にマイペースに練習をするだけで、
たったの30日で憧れのピアノが弾けるようになります。
「楽譜が読めない」
「音楽の知識がない」
「指が動かない」
というのも全く問題ありません。
講師の海野先生は、初めての方でも取り組めるように、
手の構え方、楽譜の読み方、音楽の知識を
本当に親切に一から教えてくれています。
受講生の多くが弾けたポイントとして、
・繰り返し同じレッスンができるので、覚えが悪くても大丈夫。
・ドレミが読めなくても弾けるので、簡単に弾ける。
・聞いたことのある曲だから弾きやすい。
・先生が優しいので取り組みやすい。
・好きな時間に練習できるので効率が良い。
などを挙げていらっしゃいます。
短期間で上達できるのには、しっかりと理由がありますので、
ぜひその理由をこちらから確かめてみてください。
参考記事一覧
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%EF%BC%9D%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%BC
- https://enc.piano.or.jp/persons/393
- http://pietro.music.coocan.jp/storia/rameu_vita.html
(↑ジャン・フィリップ・ラモーについて) - https://enc.piano.or.jp/musics/3964
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3
(↑タンブランについて)
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