約1000時間後に難曲が弾ける?ピアノ日記 -独学ピアノ回顧録 16-

独学ピアノ日記

せっかくなら、「何も出来なかった…」と、人生を後悔する前に、
「弾きたいと思った曲をピアノで弾けるようになったら、
やっぱり、楽しそうだ!」
と思って始めた、独学のピアノを、日記として記録しています。

幼少期に、エレクトーンを7〜8年程経験してますが、ブランクは15年以上…
クラシックには、一切触れてこなかったのですが、最近になって、
クラシックの魅力にどハマリし、ピアノは、クラシックを一曲ずつ弾いていきます。

この日記の趣旨は、自分が出来るようになったことを振り返って、
モチベーションを保つため。という個人的なものと、
もう一つは、同じように独学でピアノを始めてみたいという方、
独学でピアノを練習しているという方のモチベーションの維持や、
あまりクラシック音楽に詳しくない。という方にも、
興味を持ってもらえるような、情報を発信するというものです。

今まで知らなかった、クラシック音楽の魅力に気づくきっかけになったり、
「自分もピアノを弾いてみたい!」と思ってもらえたなら、
とても嬉しいです!

スポンサーリンク

Diary#16:『平均律クラヴィーア曲集
第1巻 第1番 前奏曲とフーガ BWV 846 ハ長調』
(約210〜230時間/1000時間)

バッハということで、曲自体のイメージというより、
曲の規律を重視しながら弾いた曲になります。
いかに、正確にリズムを刻むか、
いかに、整った調子で、音を出すのか。
こういったことを考えながら弾いていました。

ここまでの総練習時間、約210〜230時間程

『行列のできるピアノ教室』として人気のある教室を運営する、
ピアニストのレッスンが、DVDで受けることが出来ます!
初心者にも人気の、楽しめるDVDのレッスンは、こちらから。

[広告]
Zoomを使って、いつでも好きな時に、
オンラインレッスンを受けられます!
無理なく、自分のペースで、レッスンを続けるなら、
こちらの、オンラインレッスンはいかがでしょう?

この曲の作者は誰?

この曲を作った作者に関する情報です。

  • ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
    (1685年3月31日 – 1750年7月28日)

ドイツの作曲家・音楽家。
バロック音楽の重要な作曲家の一人で、
鍵盤楽器の演奏家としても高名であり、
当時から即興演奏の大家として知られていた。
バッハ研究者の見解では、バッハはバロック音楽の最後尾に位置する
作曲家としてそれまでの音楽を集大成したとも評価されるが、
後世には、西洋音楽の基礎を構築した作曲家であり
音楽の源流であるとも捉えられ、日本の音楽教育では「音楽の父」と称された。

アイゼナハ時代 (1685-1695)
ヨハン・セバスティアン・バッハは、
1685年、テューリンゲン地方のアイゼナハで町楽師の末子として生まれた。
バッハ家は200年にわたって50人以上の音楽家を輩出した大家系で、
セバスティアン以前の最大のバッハとされるヨーハン・クリストフも、
当時アイゼナハでJ. S. バッハが洗礼を受けた教会のオルガニストをしていた。

 ・オールドルフ時代 (1695-1700)
9~10歳のとき相次いで両親が没したため、
すでに教会オルガニストとして自立していた長兄に引き取られ、
近くのオールドルフに移った。
ここではすでにアイゼナハで始まっていた学業を続けるとともに、
かつてヨーハン・パッヘルベルに師事した兄から本格的な音楽教育を受けた。
兄からあたえられた教材に満足できず、
兄秘蔵の楽譜を持ち出して夜、毎秘かに書き写した。
という逸話はよく知られている。

・アルンシュタット時代 (1703~1707)
短期間ヴァイマル宮廷で楽師兼従僕を務めたのち、
故郷テューリンゲン地方のアルンシュタットで新教会(現在のバッハ教会)の
オルガニストに就任。1705年には北ドイツのリューベックを訪れ、
マリア教会の大オルガニスト、ディートリヒ・ブクステフーデから
大きな刺激を受けた。オルガン曲とクラヴィーア曲のほか、
教会カンタータの作曲もこの時代に始まった。

・ケーテン時代 (1717~1723)
アンハルト=ケーテン候の宮廷楽長時代で、
職務として『ブランデンブルク』(BWV 1046~1051) をはじめとする多数の協奏曲、
『無伴奏のヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』(BWV 1001~1006) 曲と
『無伴奏チェロのための組曲』(BWV 1007~1012) をはじめとする
さまざまな室内楽を作曲した。
また主に弟子の教育や家庭での演奏を目的として2声と3声の
『インヴェンション』(BWV772~801)、
『平均律クラヴィーア曲集第1巻』(BWV 846~869)、
『イギリス組曲』(BWV806~811)、
『フランス組曲』(BWV812~817) など、
クラヴィーア作品が集中的に書かれた。
最初の妻と死別して1721年に再婚し、新妻に
『アンナ・マクダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集』2巻を贈った。
やがて2人のあいだからは、モーツァルトに大きな影響をあたえた
末子ヨーハン・クリスティアン (1735~1782) を含む13人の子供が生まれる。

この曲は、どんな曲?

この曲に関する情報を調べてみました。

  • 『平均律クラヴィーア曲集第1巻 第1番 前奏曲とフーガ BWV 846 ハ長調』

「うまく調律されたクラヴィーア(Das Wohltemperirte Clavier)、
あるいは、長三度(=ドレミ)、短三度(=レミファ)に関わる
すべての全音と半音を用いたプレリュードとフーガ。
音楽を学ぶ意欲のある若者たちの役に立つように、また、
この勉強にすでに熟達した人たちには、格別の時のすさびになるように。
元アンハルト=ケーテン宮廷楽長兼室内楽団監督、
ヨハン・ゼバスティアン・バッハが起草、完成1722年。」

・クラヴィーア曲
バッハの時代には、ピアノはまだ普及するに至っておらず、
バッハのクラヴィーア(オルガン以外の鍵盤楽器の総称)作品は、
概ねチェンバロやクラヴィコードのために書かれたものとされている。
その多くはケーテンの宮廷楽長時代に起源を持ち、
息子や弟子の教育に対する配慮も窺えるものとなっている。

平均律クラヴィーア曲集
(全2巻、第1巻 BWV846‐BWV869、第2巻 BWV870‐BWV893)
長短24調による48の前奏曲とフーガ。
ベートーヴェンのソナタがピアノの新約聖書と称されるが、
このバッハの平均律クラヴィーア曲集はピアノの旧約聖書と称される。
音楽史上最も重要な作品群のひとつである。

18世紀前半にはまだ、現代的な意味での十二等分平均律
(1オクターヴ12音の各周波数比を2の12乗根とする調律法)
を実践できなかったが、少なくともバッハは
「24の調がすべて綺麗に弾けるように自分の楽器を調律することを学んだ」
と言われている。この曲集が《インヴェンション》と同じく、
教程として編まれたことは間違いない。しかし同時に、
全調を用いて音楽の世界を踏破するという大きな理念が込められていた。
「世界」の普遍的な秩序を捉えること。
これは16-17世紀を通じて希求された究極の神学的課題である。
《平均律クラヴィーア曲集》は、神の秩序をうつしとった、
小さな完成された「世界」(ミクロコスモス)なのであるとされる。

スポンサーリンク

この曲の作者が生きた時代は、どんな時代?

この曲の作者が、どんな時代に生きていたのか。
時代背景を調べてみました。

  • 1703年…領主のヴァイマル公ヴィルヘルム・エルンストの弟である
    ヨハン・エルンスト公の宮廷楽団に就職した。
  • 1717年…バッハはケーテンに移り、
    アンハルト=ケーテン侯国の宮廷楽長となった。
  • 1723年…バッハはライプツィヒの聖トーマス教会の
    カントル(キリスト教音楽の指導者)「トーマスカントル」に就任する。
  • 1736年…ザクセンの宮廷作曲家に任命される。
  • 1749年…5月末、バッハ、脳卒中で倒れる。

※バッハは、前回の、ジャン・フィリップ・ラモーと、
ほとんど同年代に生きた作曲家。

[広告]
オンラインに慣れてしまって、
もはや、移動するのが面倒くさい…
けど、新しい資格試験は受けてみたい…
そんな時は、スマホ1台で、勉強しませんか?
上達が速い人のメソッドを取り入れた
オンライン通信資格講座はこちらのリンクから。

調べてみて思ったことは…

バッハ自身は、大家族の出身、かつ、音楽一家の生まれで、
将来、音楽家になることを確約されていたような人生だったと思われるけれど、
決して、常に良い人生を歩んでいたという訳でもなく、
紆余曲折ありながら、かつ、トラブルを抱えながら生きていたことが分かった。
どんな人にも、良い面もあれば、悪い面もあって、
バッハも、多くの人と同様、トラブルを抱えることがあったのだなぁ。と。

大家族であることに関しては、時代的なものや、医学的に未発達な部分が
大きいように思えるけれど、家系としては、音楽に専念できる環境が
既に整っていたことが分かる。

当時の時代背景から、音楽が担う思想的背景もあったとは思うが、
それらを含め、様々な音楽を作り上げ、
現代にまで影響を及ぼしていることを考えると、
本当に偉大な作曲家なのだなぁ。と思う。

スポンサーリンク

この曲を振り返ってみて思うこと

この曲を通して思うことは、現代に生きる人間からすると、
控えめに言っても、退屈なのではないだろうか。
自分も、弾いている最中は、曲からイメージ出来ることが分からずに
弾いていた部分もあります。ただ、
「全調を用いて音楽の世界を踏破するという大きな理念が込められていた。」
ということや、
「バッハの平均律クラヴィーア曲集はピアノの旧約聖書と称される。」
ということを知ると、
曲を通して、「調和」だったり、「世界の在り方」あるいは、「普遍性」
という漠然としたものを、表現しようとしたのかもしれないと思います。

現代に生きる私達からすると、世の中は十分に発展していて、
世界の在り方というものも、科学的に解明され続けているけれど、
1600〜1700年辺りは、宗教的な価値観が根強く、
「世界」というものに対して、「未知」の部分が多かったことを考えると、
宗教にある、「エデンの園」のような、「調和」や、
宗教の解釈であったり、あるいは、「普遍的」であることに対する
イメージを、曲に込めることが当たり前だったのだろう…などなど。

このように、時代背景を考えながら、曲に対する見方も変えると、
また、別の視点から作品を解釈することが出来て、
面白いものだなぁ。と思います。

[広告]
独学で、新しく何かを始めたい!
けど、高いお金は掛けたくない…
そんな時は、月額で、かつ隙間時間で学べる
資格講座の、サブスクサービスはいかがでしょう?
スマホ1つで学べるサブスクサービスはこちらから。

P.S. 自分が使っているコンパクトな電子ピアノに後継機種が出たらしい。
コンパクトなので、インテリアにも最適です。

[広告]
ピアノに限らず、何か楽器を弾けるようになりたいけど、
近場に楽器店が無かったり、取り扱いが無かったり…
そんな悩みは、楽器の通販サイトで解決!
日本最大級の楽器通販サイトはこちらから。

あなたの周りに、
「いつまでも若々しい」「いつも元気で活き活きしている」
そんな人はいませんか?

なぜ、あの人はいつまでも若々しいのでしょう?
もしかしたら、いつも新しいことに挑戦しているからかもしれません。

挑戦と聞くと、気後れしてしまうかもしれませんが、
言い方を変えると、挑戦、それは、脳トレです。

実は、新しいことに挑戦するとき、脳は一番活性化するのです。
ただ、脳トレと言っても、「何をすれば良いのか分からない」
そんな人もいるかもしれません。
脳トレをしたいけど、何をしようか迷っている。
そんな人に、今、脳科学的に良いとされている趣味があります。

それは、ピアノです。

テレビでよく見かける人気の脳科学者の方が
「脳トレにはピアノが最適」と話しています。

なぜ、ピアノは脳トレに良いのでしょうか?

実は、

ピアノ演奏は右脳や左脳、運動神経を鍛えたり、
落ち着いた穏やかな気持ちで生活できるように
助けてくれる力があるそうなんです。

手は『第2の脳』と言われています。

なぜなら、手は全身の感覚器官の中でいちばん敏感な部分で、
脳(大脳皮質)の面積も一番広いのです。

そのくらい、手と脳は密接に関わっています。

ですから、もしあなたが

「最近もの覚えが悪くて・・・」
「昨日の夕食もすぐに思い出せない」

と、脳の衰えを感じていらっしゃるのなら、

ピアノを通して、この第2の脳である
手=指先を鍛えることをお勧めいたします。

実際に、ピアノを弾くと脳にどんな刺激があるのでしょうか?

ピアノの優れたところは、脳全体を一度に鍛えられる点です。

ピアノを演奏するには、メロディだけでなく、
曲のテンポや音の高さ、
曲の構成などを分析する力がなくてはいけません。

これは、左脳の働きです。

ですからピアノは、右脳だけでなく左脳もいっしょに
働かせることによって
すばらしい演奏ができるのです。

また、右脳と左脳を同時に使うことによって、
脳の持つ能力が最大限に発揮できると言われています。

つまり、ピアノは、あなたの脳を活性化し、
運動神経も活発にします。

脳のたくさんの部分を一気に使うので、
これほど効率よくできる脳トレはないのですね。

だからこそ、脳科学者は
「ピアノが脳トレに最適な趣味」と言っているのです。

しかし、ここで壁があります。

「音楽なんてやったことないし・・・」
「カラオケは得意だけど、楽譜は全く読めない」
「そんなに指が動かない」
「ピアノ教室がどこにあるのか分からないし」

そうなんですよね。

あなたが幼い頃からピアノを弾いていたならともかく。

初心者であれば、ピアノをいきなり始めるのはちょっと・・・
と思ってしまうでしょう。

ところが、そんなあなたにもピッタリの練習方法があります。

・わざわざピアノ教室に出向いて行く必要がない
・覚えに自信がなくても、同じレッスンを何度でも
繰り返し受けられる
・ドレミが全く読めなくても両手でピアノが弾ける
・好きな時間に好きなだけレッスンできる

好きなときに、好きなだけ、
繰り返し同じところを練習できたなら、
きっとピアノの腕前もグングンと上達しそうですよね。

このレッスンDVDは、初めてピアノに触る方のために、
ピアノの弾き方を1から丁寧に解説しています。

ピアノって難しいイメージがありますよね。
でも、あなたがやることは、とってもカンタンです。

自宅で暇なときにDVDを見るだけです。

「見る」「聴く」「弾く」の3ステップに沿って
内容を実践するだけで良いのです。

自分の好きな時間にマイペースに練習をするだけで、
たったの30日で憧れのピアノが弾けるようになります。

「楽譜が読めない」

「音楽の知識がない」

「指が動かない」

というのも全く問題ありません。

講師の海野先生は、初めての方でも取り組めるように、
手の構え方、楽譜の読み方、音楽の知識を

本当に親切に一から教えてくれています。

受講生の多くが弾けたポイントとして、

・繰り返し同じレッスンができるので、覚えが悪くても大丈夫。
・ドレミが読めなくても弾けるので、簡単に弾ける。
・聞いたことのある曲だから弾きやすい。
・先生が優しいので取り組みやすい。
・好きな時間に練習できるので効率が良い。

などを挙げていらっしゃいます。

短期間で上達できるのには、しっかりと理由がありますので、
ぜひその理由をこちらから確かめてみてください。

[広告]
オンラインに慣れてしまって、
もはや、移動するのが面倒くさい…
けど、新しい資格試験は受けてみたい…
そんな時は、スマホ1台で、勉強しませんか?
上達が速い人のメソッドを取り入れた
オンライン通信資格講座はこちらのリンクから。

ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました