せっかくなら、「何も出来なかった…」と、人生を後悔する前に、
「弾きたいと思った曲をピアノで弾けるようになったら、
やっぱり、楽しそうだ!」
と思って始めた、独学のピアノを、日記として記録しています。
幼少期に、エレクトーンを7〜8年程経験してますが、ブランクは15年以上…
クラシックには、一切触れてこなかったのですが、最近になって、
クラシックの魅力にどハマリし、ピアノは、クラシックを一曲ずつ弾いていきます。
この日記の趣旨は、自分が出来るようになったことを振り返って、
モチベーションを保つため。という個人的なものと、
もう一つは、同じように独学でピアノを始めてみたいという方、
独学でピアノを練習しているという方のモチベーションの維持や、
あまりクラシック音楽に詳しくない。という方にも、
興味を持ってもらえるような、情報を発信するというものです。
今まで知らなかった、クラシック音楽の魅力に気づくきっかけになったり、
「自分もピアノを弾いてみたい!」と思ってもらえたなら、
とても嬉しいです!
Diary#26:『エンターテイナー ハ長調』
弾いていると、ちょっとだけ気分が良くなるような。
曲の雰囲気で、人を楽しませることが出来るこの曲は、
まさに、「エンターテイナー」なのだろうなぁ。と。
この曲の作者は誰?
この曲を作った作者に関する情報です。
- スコット・ジョプリン
(1868-1917)
スコット・ジョプリン(1868-1917)は、ラグタイムの「キング」として知られるアメリカのピアニストで作曲家です。彼はテキサス州で生まれましたが、若い頃はミズーリ州で多くの時間を過ごし、音楽の才能を開花させていきました。
ジョプリンの最も有名な作品は、リズムに対する強いアクセントが特徴的で、軽快なメロディを持ったラグです。その中でも「エンターテイナー」「メイプルリーフ・ラグ」「ソレス」などが有名です。これらの作品は当時から人気があり、現在でも演奏され、楽しまれています。
作曲家としての成功にもかかわらず、ジョプリンは多くの困難に直面しました。彼は音楽から生計を立てるのが難しく、アメリカで黒人として差別的な扱いを受けました。ジョプリンは49歳で亡くなりましたが、アメリカ音楽の中で最も重要な人物の一人としての遺産は、今もなお生き続けています。
この曲は、どんな曲?
この曲に関する情報を調べてみました。
- 『エンターテイナー ハ長調』
「The Entertainer」は、スコット・ジョプリンの最も有名な作品の一つであり、クラシックなラグタイムの曲として知られています。1902年に作曲され、最初はピアノの楽譜として出版されました。
この曲は行進曲のような構造になっており、ジョプリン特有の切れ味鋭いリズムや活気のあるメロディが特徴です。主題はキャッチーなメロディで、何度も繰り返されます。また、この曲は1900年代初頭のシーンのバックグラウンドミュージックとしてしばしば使用されます。
「The Entertainer」は、1973年に公開された映画「スティング」のサウンドトラックに使用され、再び人気を集めました。この映画の成功により、若い世代にジョプリンの音楽が紹介され、彼の代表作の一つとして知られるようになりました。
現在でも、「The Entertainer」は人気があり、幅広いスタイルのアーティストによって録音され、コンサートホールやジャズクラブなどで頻繁に演奏されています。この曲の不朽の人気は、ジョプリンがアメリカ音楽史上最も重要で影響力のある作曲家の一人であることを物語っています。
この曲の作者が生きた時代は、どんな時代?
この曲の作者が、どんな時代に生きていたのか。
時代背景を調べてみました。
- 1868年…明治維新により、日本は幕藩体制から中央集権国家へと移行した。
- 1871年…ドイツの統一が実現し、ドイツ帝国が成立した。
- 1877年…オスマン帝国に対するロシア帝国の戦争が勃発し、ロシアが勝利した。
- 1885年…ベルリン会議が開催され、アフリカの分割が進められた。
- 1898年…アメリカがスペインとの戦争に勝利し、フィリピン、グアム、プエルトリコなどを獲得した。
- 1904年…日露戦争が勃発し、日本が勝利した。
- 1914年…第一次世界大戦が勃発した。
- 1917年…ロシア革命が起き、ロマノフ王朝が倒れ、社会主義政権が成立した。
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調べてみて思ったことは…
ジョプリンが生きた時代は、彼に対して厳しいものがあった事が、とても辛い。
ただ、この「エンターテイナー」は、そんな彼の苦しさを感じさせないほどに、愉快で、明るく、人を楽しませる曲だと思う。時代背景としては、黒人差別が酷く、黒人は差別的な法律によって社会的地位が低く抑圧されていました。ジョプリン自身も差別に苦しみ、音楽業界での成功を手に入れることができませんでした。しかし、彼はラグタイムの音楽を通じて自分自身を表現し、人々を楽しませることができました。
「エンターテイナー」は、そのような苦しい時代背景にあって、人々に喜びや希望を与えることができる力を持った曲です。その明るいメロディーと軽快なリズムは、聴衆の心を捉え、何度も繰り返される主題は、耳に残りやすく、覚えやすいものです。
この曲は、ジョプリン自身の苦しみから逃れるために作られたものではありませんが、彼の音楽に対する情熱と才能が、人々を魅了する力を持った曲を生み出すことができました。現代でも、この曲を聴くたびに、喜びや希望を感じ取る人はいるのではないでしょうか。
この曲を振り返ってみて思うこと
この曲を練習したり、弾いたりしているときには、ちょうど、アニメ「spy family」が放送しているタイミングで、どことなく、「エンターテイナー」のラグタイムの感じと、「spy family」のストーリーだったり、コミカルさが一致していたように思えます。
自分の演奏を振り返って、そういえば…と思い出すくらいなので、よほどピッタリのイメージだったのだと思います。クラシックとはいえ、現代にも通じるような感性を伝える曲は、やはり、名曲と言われるのでしょう。
また、「エンターテイナー」は、時代を超えて愛され続けている点でも、素晴らしい曲だと感じます。ジョプリンの音楽は、万人に受け入れられ、差別が根強かった時代の渦中において、音楽を通じて人々をつなげた功績は大きいと思います。
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P.S. 自分が使っているコンパクトな電子ピアノに後継機種が出たらしい。
コンパクトなので、インテリアにも最適です。
あなたの周りに、
「いつまでも若々しい」「いつも元気で活き活きしている」
そんな人はいませんか?
なぜ、あの人はいつまでも若々しいのでしょう?
もしかしたら、いつも新しいことに挑戦しているからかもしれません。
挑戦と聞くと、気後れしてしまうかもしれませんが、
言い方を変えると、挑戦、それは、脳トレです。
実は、新しいことに挑戦するとき、脳は一番活性化するのです。
ただ、脳トレと言っても、「何をすれば良いのか分からない」
そんな人もいるかもしれません。
脳トレをしたいけど、何をしようか迷っている。
そんな人に、今、脳科学的に良いとされている趣味があります。
それは、ピアノです。
テレビでよく見かける人気の脳科学者の方が
「脳トレにはピアノが最適」と話しています。
なぜ、ピアノは脳トレに良いのでしょうか?
実は、
ピアノ演奏は右脳や左脳、運動神経を鍛えたり、
落ち着いた穏やかな気持ちで生活できるように
助けてくれる力があるそうなんです。
手は『第2の脳』と言われています。
なぜなら、手は全身の感覚器官の中でいちばん敏感な部分で、
脳(大脳皮質)の面積も一番広いのです。
そのくらい、手と脳は密接に関わっています。
ですから、もしあなたが
「最近もの覚えが悪くて・・・」
「昨日の夕食もすぐに思い出せない」
と、脳の衰えを感じていらっしゃるのなら、
ピアノを通して、この第2の脳である
手=指先を鍛えることをお勧めいたします。
実際に、ピアノを弾くと脳にどんな刺激があるのでしょうか?
ピアノの優れたところは、脳全体を一度に鍛えられる点です。
ピアノを演奏するには、メロディだけでなく、
曲のテンポや音の高さ、
曲の構成などを分析する力がなくてはいけません。
これは、左脳の働きです。
ですからピアノは、右脳だけでなく左脳もいっしょに
働かせることによって
すばらしい演奏ができるのです。
また、右脳と左脳を同時に使うことによって、
脳の持つ能力が最大限に発揮できると言われています。
つまり、ピアノは、あなたの脳を活性化し、
運動神経も活発にします。
脳のたくさんの部分を一気に使うので、
これほど効率よくできる脳トレはないのですね。
だからこそ、脳科学者は
「ピアノが脳トレに最適な趣味」と言っているのです。
しかし、ここで壁があります。
「音楽なんてやったことないし・・・」
「カラオケは得意だけど、楽譜は全く読めない」
「そんなに指が動かない」
「ピアノ教室がどこにあるのか分からないし」
そうなんですよね。
あなたが幼い頃からピアノを弾いていたならともかく。
初心者であれば、ピアノをいきなり始めるのはちょっと・・・
と思ってしまうでしょう。
ところが、そんなあなたにもピッタリの練習方法があります。
・わざわざピアノ教室に出向いて行く必要がない
・覚えに自信がなくても、同じレッスンを何度でも
繰り返し受けられる
・ドレミが全く読めなくても両手でピアノが弾ける
・好きな時間に好きなだけレッスンできる
好きなときに、好きなだけ、
繰り返し同じところを練習できたなら、
きっとピアノの腕前もグングンと上達しそうですよね。
このレッスンDVDは、初めてピアノに触る方のために、
ピアノの弾き方を1から丁寧に解説しています。
ピアノって難しいイメージがありますよね。
でも、あなたがやることは、とってもカンタンです。
自宅で暇なときにDVDを見るだけです。
「見る」「聴く」「弾く」の3ステップに沿って
内容を実践するだけで良いのです。
自分の好きな時間にマイペースに練習をするだけで、
たったの30日で憧れのピアノが弾けるようになります。
「楽譜が読めない」
「音楽の知識がない」
「指が動かない」
というのも全く問題ありません。
講師の海野先生は、初めての方でも取り組めるように、
手の構え方、楽譜の読み方、音楽の知識を
本当に親切に一から教えてくれています。
受講生の多くが弾けたポイントとして、
・繰り返し同じレッスンができるので、覚えが悪くても大丈夫。
・ドレミが読めなくても弾けるので、簡単に弾ける。
・聞いたことのある曲だから弾きやすい。
・先生が優しいので取り組みやすい。
・好きな時間に練習できるので効率が良い。
などを挙げていらっしゃいます。
短期間で上達できるのには、しっかりと理由がありますので、
ぜひその理由をこちらから確かめてみてください。
参考記事一覧
- https://enc.piano.or.jp/musics/3441
(↑エンターテイナーについて)
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